xiso hao zhou sha cha lu（qí jian dian) 小濠州沙茶爐（旗艦店） シャオハオヅォーシャチャルー

台湾で火鍋といったら一つのお鍋で2種類の味を楽しめる「鴛鴦鍋」をイメージするかと思いますが、台南でよく見かけるのは沙茶爐とつくお店。
沙茶醤で食べるお鍋のことです。

台南で一番人気のある店がこの「小濠州沙茶爐」。
本店は路地にありちょっとわかりにくいので、新光三越中山店からも近い中山旗艦店がおすすめです。

中山旗艦店は3階まであるので席数が多く予約なしでも大丈夫！
席に案内されたらまずは牛肉にするか豚肉にするかを選びます。
これを選ぶとお肉や野菜、練り物等の基本セットとスープが入ったお鍋が運ばれてきます。
スープは豚骨ベースに扁魚という魚の干物や干し蝦が入っていてこれがいい出汁！
鍋の具材はこれだけでは足りないのでメニューの中から好きな物を追加していきます。

見た目はとてもシンプルなお鍋ですが、お店特製の沙茶醤につけて食べるとお箸がとまらなくなるおいしさ。
この沙茶醤は素材に魚介や干しエビ、唐辛子、ガーリックやピーナッツや香辛料が使われていますが、お店によってこの沙茶醤の味が違います。このお店は何種類もの食材や漢方を入れて作られていて濃厚で絶品！

また、お鍋の具材の魚丸などの練り物系もお店で手作りされていて安心。
台湾人は食べ終わった後の残ったスープをお持ち帰りしていますが、日本人的には〆の雑炊が食べたいところ。ごはんと卵は食べずに残しておいて最後に雑炊にするのもありですよ！