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- ドーデの「風車小屋」
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>アルル
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2017/09/28 08:42
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フォンヴィェイユ ドーデの「風車小屋」
南仏プロヴァンス南西部、アルル(Arles)から10キロ離れたアルピーユの丘陵地帯)に、フォンヴィェイユ(Fontvieille)という小さな村があります。
パリで記者をしていたアルフォンス・ドーデ(Alphonse Daudet)は、陽の光に満ちあふれた美しい田園風景に魅了され、この村で繰り返しバカンスを過ごしました。
1869年、ドーデが、南仏プロヴァンスの情景や日常生活、伝説などを活き活きと綴った「風車小屋だより」(Lettres de mon moulin)*が出版されます。
「風車小屋だより」は、それまで注目されていなかった南仏プロヴァンスを一気に有名にします。フランスにプロヴァンス・ブームが起き、パリジェンヌ達がこぞってバカンスで訪れるようになったそうです。
小説は、筆者がフォンヴィェイユに実在する古い「風車小屋」(Moulin)をすっかり気に入り、パリから移り住んで来るところから始まりますが、実際にはドーデはこの風車小屋に住んだことはありません。
「ドーデの風車小屋」(Moulin de Daudet)は、今は小さな博物館になっています。
小説によると、ドーデは引っ越してきた夜、風車小屋の中で「うさぎが月の光で手足を温めて」いるのを見つけてビックリしたのだとか。
小高い丘に立つこの「風車小屋」からは、ドーデが愛した南仏プロヴァンス、アルピーユの美しい風景が広がります。
南仏プロヴァンス南西部、アルル(Arles)から10キロ離れたアルピーユの丘陵地帯)に、フォンヴィェイユ(Fontvieille)という小さな村があります。
パリで記者をしていたアルフォンス・ドーデ(Alphonse Daudet)は、陽の光に満ちあふれた美しい田園風景に魅了され、この村で繰り返しバカンスを過ごしました。
1869年、ドーデが、南仏プロヴァンスの情景や日常生活、伝説などを活き活きと綴った「風車小屋だより」(Lettres de mon moulin)*が出版されます。
「風車小屋だより」は、それまで注目されていなかった南仏プロヴァンスを一気に有名にします。フランスにプロヴァンス・ブームが起き、パリジェンヌ達がこぞってバカンスで訪れるようになったそうです。
小説は、筆者がフォンヴィェイユに実在する古い「風車小屋」(Moulin)をすっかり気に入り、パリから移り住んで来るところから始まりますが、実際にはドーデはこの風車小屋に住んだことはありません。
「ドーデの風車小屋」(Moulin de Daudet)は、今は小さな博物館になっています。
小説によると、ドーデは引っ越してきた夜、風車小屋の中で「うさぎが月の光で手足を温めて」いるのを見つけてビックリしたのだとか。
小高い丘に立つこの「風車小屋」からは、ドーデが愛した南仏プロヴァンス、アルピーユの美しい風景が広がります。
南仏イェール
マルセイユから約85キロ東、地中海に面したイェール(Hyères)は、南仏プロヴァンス最南端の美しい街です。冬でも温暖で、年間を通じて晴天日がもっとも多い地域のひとつです。
街の正式名称は、イェール・レ・パルミェ。「ヤシの木のイェール」という意味で、7000本ものヤシの木が南国ムードを演出しています。
南に突き出したジアン半島をはじめ、40キロ続く海岸線にはたくさんのビーチがあり、海水浴、ヨット、ダイビング、カヤックなどのマリン・スポーツを楽しめます。
少し内陸の旧市街には中世の面影が残り、パステルカラーの可愛らしい建物が立ち並びます。
十字軍に参加したテンプル騎士団が12世紀に建てた「テンプルの塔」や19世紀に建てられたイタリア式劇場、ドゥニズ劇場。
旧市街からほど近い高台には、地中海とイェールの街のダイナミックなパノラマが一望できる絶景スポットがいくつかあります。抜けるようなブルーの空と海を背景に、木々の緑に囲まれ、淡いオレンジ色の瓦屋根がつらなる街並が広がります。
そのほか、絵葉書のような景色のサント・クレール公園・サン・ベルナール公園。
軽いハイキングを楽しみながらお城と城壁の跡。
遺跡の最上部からは、遠くまで広がる海とイェールの街の大パノラマを体験できます。ビーチと市街散策を楽しんだ後、ぜひ足を伸ばしてみてください。美しい景色を目の前に、穏やかな、ほっと一息つける空間が待っています!
マルセイユから約85キロ東、地中海に面したイェール(Hyères)は、南仏プロヴァンス最南端の美しい街です。冬でも温暖で、年間を通じて晴天日がもっとも多い地域のひとつです。
街の正式名称は、イェール・レ・パルミェ。「ヤシの木のイェール」という意味で、7000本ものヤシの木が南国ムードを演出しています。
南に突き出したジアン半島をはじめ、40キロ続く海岸線にはたくさんのビーチがあり、海水浴、ヨット、ダイビング、カヤックなどのマリン・スポーツを楽しめます。
少し内陸の旧市街には中世の面影が残り、パステルカラーの可愛らしい建物が立ち並びます。
十字軍に参加したテンプル騎士団が12世紀に建てた「テンプルの塔」や19世紀に建てられたイタリア式劇場、ドゥニズ劇場。
旧市街からほど近い高台には、地中海とイェールの街のダイナミックなパノラマが一望できる絶景スポットがいくつかあります。抜けるようなブルーの空と海を背景に、木々の緑に囲まれ、淡いオレンジ色の瓦屋根がつらなる街並が広がります。
そのほか、絵葉書のような景色のサント・クレール公園・サン・ベルナール公園。
軽いハイキングを楽しみながらお城と城壁の跡。
遺跡の最上部からは、遠くまで広がる海とイェールの街の大パノラマを体験できます。ビーチと市街散策を楽しんだ後、ぜひ足を伸ばしてみてください。美しい景色を目の前に、穏やかな、ほっと一息つける空間が待っています!
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