Jervois Steak House ジェイヴォイスス テーキハウス

ミートラバーはぜひ訪れたい最高級ステーキハウス。オークランド中心部から車で10分ほどのポンソンビー地区にあり、アウター・リンクバスでアクセス可能。便利な立地ですがポンソンビー・ロードから2ブロック離れていることもあり、観光客の姿はまず見ない穴場です。

2階建てのコロニアル風一軒家レストランで、1階にはバーエリアもあります。週末は予約必須の人気店ですが、予約時間より少し早めに出かけ、バーで食前の一杯を楽しんでからテーブルに着くのも一興。ドレスコードはありませんが、レンガ造りのスタイリッシュでシックなお店なのでおしゃれをして行くと気分が上がります。

前菜のイチオシはステーキタルタル（24.50ドル）。これは生の牛肉を粗みじんにし、ハーブや薬味と合えたもの。新鮮で上質なビーフが手に入らないと不可能なメニューであり、同店がいかに肉の質にこだわり、最高級クラスの肉のみを仕入れているかが伺えます。ボイラーもニュージーランド国内に数台しか存在しない特別仕様で、400℃の高温で焼き上げるため、肉の旨味をギュッと閉じ込めて逃がしません。

メインの一番人気はドライエイジングさせたブラックアンガス牛のシグネチャープライムリブ。ボリューミーな450gのキングカットで59.50ドルです。ほかに南島アッシュバートン近郊ワカヌイで育ったブラックアンガス中のサーロイン（350g、36.50ドル）も絶品。こちらは海岸線に位置する世界で唯一の牧場で、海から常に風が吹くため空気が澄んでいて安全&ヘルシーなことが特徴。コクのある牛肉本来のおいしさがたっぷり味わえます。

ニュージーランドでは珍しく、日本から和牛を空輸していることも自慢。マーブル・スコア8以上の和牛サーロインは300gで59ドルです。

ステーキのソースはゴルゴンゾーラ＆マスカルポーネ、ローズマリー&ジンジャーグレーズ、ミント&ホワイトバルサミコ酢など多彩に用意され、好みのものを1つチョイス可能。ステーキの種類別に合うソースもアドバイスしてもらえます。迷ったら1種類2ドルで追加することもできるので、複数オーダーして食べ比べするといいでしょう。

日本のステーキハウスと異なり、ニュージーランドではメインは肉とソース1種類のみで、付け合わせは別途注文するシステムです。サラダ、マカロニ&チーズ、オニオンリングなどすべて1種類7.50ドル。いくつか頼んでシェアするのがおすすめです。