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オークランド (ニュージーランド) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

Auckland War Memorial Museum オークランド戦争記念博物館

外山 みのる (個人ガイド、園芸植物生産、園芸を学ぶ専門学生)

ニュージーランドのすべてが詰まった見ごたえ十分の博物館!

  • ガイドの超イチオシ!

オークランドの中心部にありながら丘一面いっぱいの芝生が気持ちいいオークランド・ドメイン。その中心部の頂に堂々と建つ、まるで神殿のようなゴシック様式の建物がオークランド戦争記念博物館です。

ニュージーランドの先住民であるマオリの文化をはじめ、固有の動植物、初期入植者たちの歴史や生活風景、ニュージーランドと世界大戦との関わりなど、戦争関連に限らずニュージーランドのすべてを網羅した展示内容は見ごたえがあります。全長3メートルを超える絶滅した鳥「モア」の実物大のはく製や、細部にいたるまで装飾されたマオリの100人乗りの戦闘用カヌーなど、ここでしか味わえない驚きや発見も盛りだくさん。大人から子供まで楽しめる内容になっています。

入場料は大人25ドル(子ども10ドル)ですが、おすすめは館内で1日3回(夏期は4回)行われるマオリショーが含まれる料金プラン「ツイ・パッケージ」で、こちらは大人45ドル(子ども20ドル)です。約30分間のマオリショーでは、マオリの人々が彼らの歴史や文化を踊りを交えて説明してくれます。そしてハイライトはラグビーのニュージーランド代表オールブラックスが試合前に踊ることでも知られる「ハカ」!博物館にいるとは思えない迫力あるダンスを見ることができます。

フリーWi-Fiも完備され、雰囲気のいいカフェもあって疲れた時にはゆっくりティータイムを楽しむことができます。ギフトショップもとても品揃えがいいので、ここで絵葉書やお土産を選ぶのもいいかもしれませんね。

市内中心部からのアクセスは「リンク」と呼ばれる緑やオレンジ色のバスが便利です。オークランドの目抜き通りであるクリーンストリートにある「ブリトマート」という一番大きなバス停から15分おきに出ています。料金も片道2.5ドルとリーズナブル。ただし停留所から博物館まで10分ほど歩くので、雨の日は傘などの雨具も忘れずに。

グルービー 美子 (トラベルフォトライター)

マオリ文化に興味がある人は必訪なニュージーランド最古の博物館

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パーネル地区にある巨大な公園オークランド・ドメイン内の丘の上に立つゴシック様式の重厚な博物館。3フロアから成り、1階はマオリと太平洋諸国、2階はニュージーランドの歴史と自然、3階はニュージーランドの戦争をテーマにしたコレクションが展示されています。日本のゼロ戦に関するコーナーもあり、見応えたっぷり。サッと見ても2時間程度、じっくり見学すると半日あっても足りないほどです。

効率よく鑑賞したいなら、毎日3回行われている有料の館内ツアーに参加するのもいいでしょう。英語のみですが、ガイドが見どころを押さえて案内してくれます。入館料とツアー料金はそれぞれ大人25ドルですが、併せて申し込むと40ドルと割安になります。

オークランド博物館で見逃せない目玉といえるのがマオリのカルチャーショー。ラグビーのニュージーランド代表チーム「オールブラックス」が試合前に披露する戦いの舞「ハカ」や紐の先端に丸い錘が付いた道具(ポイ)を回しながらリズミカルに踊るポイダンスなどマオリの伝統芸能が鑑賞できます。毎日4回開催されるので、予め時間を調べておきましょう。カルチャーショーの料金は入館料と合わせて大人45ドル。これに館内ツアーもプラスすると55ドルになります。

館内には大手カフェチェーン「コロンバスカフェ」が併設され、見学途中のひと休みや食事にもピッタリ。また、テーブルとイス、ロッカーなどが用意された休憩スペース「カイルーム」もあり、ここで持参したランチやドリンクをいただくこともできます。エントランス近くのミュージアムショップでおしゃれなおみやげを探すのもいいでしょう。

多くの博物館は館内撮影が禁止されていますが、オークランド博物館では個人使用の目的に限り、フラッシュを含めた写真と動画の撮影が許可されています。ただし三脚を使わないことが条件。特別展など特定のエリアでは撮影不可な場合もあるので、わからないときはスタッフに尋ねてみましょう。

オークランド中心部からはインナー・リンクバスを利用してアクセスできます。パーネル・ロードのバス停から10分ほど歩きますが、周辺には19世紀後半に建てられたビクトリア様式の建築物やギャラリー、ハンドクラフトのショップといった見どころがあるので、パーネル散策と組み合わせて訪れるといいでしょう。鉄道の場合はウエスタン・ラインのグラフトン駅から徒歩10分。観光スポットを回るエクスプローラーバスは博物館の目の前で止まります。
☆エクスプローラーバス/Explorer Bus☆
http://www.explorerbus.co.nz/
写真提供:Auckland War Memorial Museum – Tamaki Paenga Hira

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。