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バルセロナ (スペイン) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

水谷 かおり (ライター、各種入場チケット斡旋)

ピカソの原点がここにある。偉大な天才の若き日の作品に触れる

  • 芸術鑑賞おすすめ
  • 定番人気

中世の館を改装して1963年に開館したピカソの少年時代や初期の作品を展示した美術館。
幼い時からの彼の天才ぶりに、我々が知っているピカソの原点を見つけることができます。
日本語のオーディオガイド(別料金)を利用すればより理解が深まります。
ピカソ美術館周辺は狭く入り組んだ路地が多く、スリやひったくりが多発しています。十分にご注意ください。

油絵、版画、陶器、素描が年代順に展示されており、幼少期から様々な時代を経て
世間一般的なイメージのピカソらしい作品に辿り着いた流れを知ることができます。
美術に興味のない人でもピカソは理解しがたい絵を描いた人としてご存知だと思いますが、
その知識だけでこの美術館を訪れるとそのイメージが覆される衝撃を受けるはずです。
ピカソは様々な技法を取得した後に、「理解しがたい絵」に到達したのです。

特に親友の自殺にショックを受け暗青色を基調とした「青の時代」の作品は印象的です。
親友カサヘマスの他、軽業師、アルルカン、売春婦、乞食、芸術家などが無機顔料の
プロシア青をベースとして描かれています。

また、ベラスケスの傑作「ラス・メニーナス」に基づく人物像などをピカソが独自に描いた
58枚の連作は独創的で必見です。写真に収めたいほど素晴らしい作品の数々なのですが、
館内は一切写真撮影が禁止されているのが残念な点です。

日の光が差し込む明るいカフェでは料理やスイーツも楽しめます。
こちらは入場券がなくても入ることができます。ミュージアムショップはオリジナルグッズが充実しています。

観光シーズンはチケット購入者の行列をよく目にします。
あらかじめインターネットで予約されてから訪れることをオススメします。

入場料11.00ユーロ。
毎週日曜日の15時以降及び毎月第一日曜日は終日入場料は無料ですが、
大変混みますので早めに並ぶことをオススメします。

ピカソが住んでいたこともあるバルセロナにあるピカソ美術館という名の美術館ですが、
かの有名な「ゲルニカ」や「アビニヨンの娘たち」、「泣く女」などが見られないのは残念な点です。

  • ジャンル
    美術館・ギャラリー
  • エリア
    エルボルン
  • 住所
  • アクセス
    地下鉄4線 Jaume I駅から徒歩約4分、1線 Urquinaona駅から徒歩約10分、RENFE França駅から徒歩約6分、120番バス Princesa停留所からすぐ
  • 電話番号
    +34-93-2563000
  • 営業時間
    9:00-20:00
  • 定休日
    月曜日、1月1火、5月1日、6月24日、クリスマス
  • 予算
    入館料(大人) 12ユーロ
    (18-25歳) 7ユーロ
    (18歳未満) 無料
    (65歳以上) 7ユーロ
  • 公式サイト
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。