サンペドロ要塞(英語名:Fort San Pedro)は、フィリピン最古の三角形の稜堡(りょうほ)式要塞です。
※稜堡式要塞:敵からの大砲による攻撃に対して守備力の高い要塞
この要塞はスペイン統治時代に建築され、その歴史は今から約450年ほど前まで遡ります。
スペイン統治下において、18世紀には敵対していたムスリム勢力からの攻撃に対抗するため、
19世紀にはフィリピン人の反乱に対する拠点として、いずれも「スペイン軍の要所」となっていたそうです。
長い年月をかけて歴史を刻んできたこの要塞ですが、現在はセブ市内の定番観光スポットとして、多くの観光客で賑わっています。
入場料は大人30ペソ(約60円)、子ども・学生20ペソ(約40円)、シニア24ペソ(約50円)です。
語学留学で滞在中の方は、語学学校の学生証を提示すると学生料金で入場可能です。
施設は石を積み上げた防壁で囲まれており、上空から見るとその形は三角形になっています。
入口から中に入ると、目の前には緑のある広場が広がっています。
この施設の見所の一つに展示室があります。そこではサンペドロ要塞の歴史や、フィリピンの戦いの歴史を写真や図表などで詳しく知ることができます。
防壁の上は通路になっており、ぐるっと一周歩いて回ることができます。
そこからは、目の前にある独立記念公園や、セブ港を見渡すことができますよ。
普段は観光客が多いこの施設ですが、近頃はパーティーや結婚式の会場としても利用されています。
サンペドロ要塞の観光所要時間は約1時間ほどです。
この近くにある、「マゼランクロス」「サントニーニョ教会」もあわせて訪れたいですね。両方ともサンペドロ要塞から徒歩約7分の距離です。
【行き方】
タクシーで行く場合、「フォートサンペドロ」と伝えれば大丈夫です。
Fort San Pedro サンペドロ要塞
フィリピン最古の要塞で歴史散策
- 投稿日2018/03/08
市内観光の定番スポット。戦火の跡が残る、フィリピン最古の要塞
- 投稿日2014/03/31
港のすぐそばにある砦。スペイン統治時代の1738年、イスラムの海賊などからの防御のために造られた、フィリピン最古の要塞です。
庭は掃除も行き届き、きれいなところです。
入り口には歴史の紹介(英語のみですが)もされていて、第2次世界大戦中は日本軍による捕虜収容所として使われていたそうです。
実際に使われていた大砲や、第二次世界大戦の際に日本軍が使っていた捕虜の収容所なども残っています。
海が近いので開放感がありきもちのいい場所ですが、大砲や捕虜の収容所などが残り、
悲しい歴史が想像されます。
そんな悲しい歴史もある場所ですが、入り口のチケット売り場のお姉さんは「昔のことは昔のこと。今が大事」とにっこり笑ってくれました。
敷地が広く、きれいなのですが、そんなに見るものはなく、中央の大きな庭がメインになってしまっていて、
サントニーニョ教会などのように、「セブに来たらぜひ行って欲しい場所」かと言われると、あまり特徴のなく、観光客も少なく、ちょっとさみしい感じの場所です。
ショッピングモールやサントニーニョ教会の近くにあり、観光するには便利で分かりやすい場所です。タクシーでも行きやすいです。
入場料がかかりますが、30ペソ(70円くらい)です。
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ジャンル史跡・遺跡
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エリアセブシティ
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住所
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アクセスセブ国際空港から車で約35分、セブ・ピア1(フェリーターミナル)から徒歩約10分
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電話番号+63-32-2562284
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営業時間8:00-19:00
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定休日無休
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
サンペドロ要塞周辺のおすすめ観光スポット
- シヌログ祭
- マゼラン・クロス
- サント・ニーニョ教会
- 1730ジャスエットハウス
- カサ・ゴロルド博物館
- サン カルロス大学博物館
- スクボ博物館
- セブ・オーシャンパーク
- カートゾーン・セブ
- ツリーシェイドスパ(ラホグ店)










