大連は水餃子の街で、高級店から大衆店まで数えきれないほどの餃子店があるのですが、最近よく名前を聞くようになったのが、このお店です。
店内に入ると、ガラス窓の向こうで、店員が餃子の皮に餡を詰めている様子が見えます。このようなオープンキッチンスタイルは最近急に増えてきました。
メニューは餃子だけでなく、炒め物や海鮮などさまざまな種類があります。うっかりすると餃子の注文を忘れてしまいそうなほど、注文コーナーで餃子の陰が薄いです。餃子以外のおかずは写真もあるのですが、餃子は天井から文字のメニューがかかっているだけなので、中国語のできない観光客の方は上の方を探してください。
そしてここの餃子の特徴は、具ではなく皮にあります。何も言わないと普通の皮が出てきますが、カボチャを練り込んだ黄色い皮、イカ墨を練り込んだ黒い皮などがあり、食べるだけでなく見ても楽しめます。オープンキッチンスタイルにしているのも、その皮を見せるためかもしれません。
店員さんによると、具と皮には相性があるそうで、自分たちが注文したときは「その具にイカ墨は合わない」と言われ、カボチャ皮にされました。イカ墨が目当てだったので、ちょっと残念でした。やはり変わった皮を食べないと、ここに来た意味がないので、できれば中国語が分かる人と来ることをお勧めします。
前回は4人で訪問し、餃子3皿、おかず4、5品にビールそこそこ飲んで、1人当たり100元弱でした。餃子は具によって値段が大きく変わるのですが、特別高いものを注文しなければ、1人100元以内に収まります。
お店は唐山街店のほかに1店舗あります。どちらも地下鉄の駅からはやや歩くので、近い方のお店にタクシーで行くのが便利です。
ChuanGe YuShui Jiao (Tangshanjie) 船歌魚水餃(唐山街店) チュアングゥーユーシュェイジャオ
浦上 早苗
(経済ライター・翻訳者、日本語講師)
普通の水餃子に飽きたらここへ
- 投稿日2015/10/23
- 更新日2015/11/30
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ジャンル中華料理
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エリア大連その他
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住所
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電話番号+86-411-83702086
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営業時間10:00-21:30
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定休日無休
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予算35元~
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公式サイト
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