Sanur サヌール街歩き

島の東部に位置しバリ島で一番最初にリゾート開発された、サヌール。
今まさに旬なエリアであるクロボカンやチャングーといった西部エリアと比べると、
いささか寂れた感じがしますが、時が止まったかのような独特な雰囲気とまったり感があります。
その落ち着きを求めて、長期滞在者やリピーターが多いというのも納得です。
このエリアの良さは徒歩圏内にお土産屋や大型スーパー、レストランなどが全て揃うというところ。
メインストリートであるダナウ・タンプリガン通りと海沿いに張り巡らせられた遊歩道が、
サヌールの街歩きの中心となります。

もう一つ、忘れてはならないのが東側に位置するサヌールならではの朝の美しさ。
サヌールに滞在するなら、ちょっと早起きしてサンライズ観賞がおすすめです。
薄暗い空に水平線からぐんぐん太陽が昇り、辺りを赤く染めていく様子は普段では
なかなか目にすることが出来ないはず。穏やかな海にきらきらと輝く朝の光で心身共にエナジーチャージ！
遠くに浮かぶレンボガン島を見ながら海沿いを歩けば、さらに充実した一日が始まることでしょう。
サヌールの海岸には遊歩道があるので朝の散歩にはもってこいです。
観光ポイントとして目玉という訳ではないですが、気持ちが良くなる過ごし方です。

オープンカフェの先駆け的存在、カフェ「バトゥジンバー」、有名シェフがいるイタリアンレストラン
「マッシーモ」、レトロ調の内装が素敵な「ポーチカフェ」をはじめ、タンブリガン通り沿いには
趣向を凝らしたレストランが数多くあります。
ただ、残念なのは長期滞在者が多いにもかかわらず、旅行者でもふらりと入れるような
ワルン（食堂）が少ないということ。散策途中にローカル食も試してみたいという時には、
ちょっと不便かもしれません。