アルハンブラの城壁の内側にある、15世紀末のフランシスコ会修道院を改築したパラドールのレストランです。レストラン自体は、もともとの修道院の中ではなく、新しい明るい空間にあります。ホテル側の入口からも入れますが、向かって左側にある、修道院時代に使われていた古い門をくぐって階段を降りると、すぐ左側がレストランです。
アンダルシア地方やグラナダの郷土料理を、しっかり伝統に基づきながらも、きれいにアレンジした品が多く、ローカル色を大事にするパラドールの方針がメニューの選択にも現れています。伝統料理のレストランとしては量も多過ぎず、盛り付けもきれいです。例えば、郷土料理の「ソラマメと生ハムの炒め物」も、普通のレストランなら、炒めた時に出る汁が多く、全体に均一な味や食感になってしまう傾向がありますが、パラドールでは煮汁を少なくして軽く盛り付けてあるので、それぞれの素材の味がわかりやすくなっています。もっとも、スペインのレストランは一皿の量が日本より多いので、少なめの方が良い方は、前菜には1/2皿の量のものもいくつかあるので、そちらから前菜を選択されるのも良いでしょう。
メインダイニング以外にも、お庭のテラス席があり、ヘネラリフェの離宮が見えます。気候の良い時なら、そちらもお勧めです。また、メインダイニングの入口手前のサロンでも軽食ができるようになっています。そちらは、テーブルの上に置かれている別メニューになりますが、そちらのメニューにもいくつか伝統料理があります。ソファのあるくつろいだ空間ですから、アルハンブラで歩き疲れたら、ちょっと休みながらゆっくりとした軽食を楽しむには最適です。
Parador de Granada(Restaurante Calle Real) エスペシア パラドール デ グラナダ(パラドールのレストラン)
ベルナルド・タカハシ
(旅行コーディネーター)
アルハンブラの城壁の中にある郷土料理レストラン
- 投稿日2016/01/27
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ジャンルスペイン料理
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エリアグラナダその他
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住所
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電話番号+34-958-221440
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営業時間[ブレックファースト]7:30-11:00、[ランチ]13:00-16:00、[ディナー]20:00-22:30
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定休日無休
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予算35ユーロ~
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公式サイト
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