アルハンブラ宮殿を含む絶景が、テラスから臨めるレストランとして、国内外からやってくる旅なれた観光客たちから隠れた人気がある店です。まさに、外観からして「隠れ家」的なので、余計にその存在が気になる店、といわれています。実際、レストランのある場所は少々わかりにくいため、土地勘のある人に教えてもらうか、タクシーで行くのが賢明かもしれません。
素晴らしい光景が眺められるテーブルを予約したら、まずワインを注文して下さい。このレストランは、ワイナリーを所有しているため、自家製のワインを提供しています。おススメワインはどれか、ソムリエに好みを伝えてから、教えてもらいましょう。
また、ディナー・コース料理の美味しさには定評がありますので、夕闇迫る宮殿を眺めながらディナーを楽しみたいときは、テラス席を予約してください。料理の価格は前菜が2人分で14ユーロ(約1600円)から。ランチやディナーのアラカルトは、一品18ユーロ(約2000円)からです。
ワイン・グラスを傾け。アルハンブラ宮殿の美しさに酔いしれながら、美味しい食事を思う存分楽しむのにピッタリなレストラン。ディナー時には、季節にもよりますが、ギターの生演奏を楽しむことも出来ます。
Mirador de Morayma ミラドール デ モライマ
アルハンブラ宮殿を眼下に優雅なディナーを
- 投稿日2016/03/30
- 更新日2016/07/06
VIP御用達でも良心的な価格、15世紀のお屋敷を使ったレストラン
- 投稿日2016/01/27
アルハンブラを正面に見る、アルバイシンの丘にある15世紀末のお屋敷を改装した老舗レストランです。土地の言い伝えによると、スペイン・イスラム最後の王様ボアブディルの愛妻モライマが住んだお屋敷だったそうです。
多くの首相や大臣、国賓が訪れた店なのに、敷居は高くなく、ドレスコードも気にする必要がありませんし、料金設定も非常に良心的です。各皿の料金はサイトで確認できますので、ご覧下さい。一皿当たりの量は、スペインのレストランですから、日本人のお客様にとってはやや多いかもしれませんが、むしろ平均より少ない方ですし、また、全ての前菜は「半皿」の注文もできるようになっていて、量の多さに疲れないようになっています。牛ステーキひとつをとってみても、多くのレストランでは大きな塊が出てくるのに対して、この店では、良い部位の肉を適量に使い、土地のアスパラガスを添えたりと、味に飽きが来ない工夫があります。料理の内容は、グラナダやアンダルシア地方の郷土料理が中心となります。
各部屋やお庭の空間自体がひとつのモニュメントとも言えますし、ここから見るアルハンブラは、有名なサン・ニコラス展望台よりも間近に見えるぐらいです。古いものが好きだった先代オーナー、マリアノ氏の趣味で、骨董品の部類に入る焼き物や、絵画が周囲の壁を飾ります。ある意味では、このお屋敷も彼のコレクションのひとつと言えるでしょう。
アクセスが、ややわかりにくいかもしれません。タクシーや平日のバス(C1)なら、チャピス坂(Cuesta del Chapiz)の途中の交差点「Peso d la Harina」で降りて、チャピス坂の上を前に見ると左側に階段の道が直角に続きますから、それを60メートル登って、最初に左に曲がる細い下り坂を15メートルほど降り、最初に右に曲がる平坦な道を30メートルほど進んだところの左側にあります。曲がり角ごとに表示があります。土日祝日のバスなら「Aljibe de las Tomasas, 23」で降りて、東側に坂(Carril de San Agustín)を降りて行くと、徒歩5分以下です。
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ジャンルスペイン料理
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エリアアルバイシン
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住所
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電話番号+34-958-228290
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営業時間[月-金]13:30-15:30、20:00-23:30、[土・日]13:30-23:30
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定休日無休
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予算21~40ユーロ
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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