Fogon de Galicia フォゴン デ ガリシア

新鮮なシーフードと牛肉が有名な、スペイン北西の角にあるガリシア地方料理のバルです。大都市でガリシア料理を食べようと思うと、それなりの値段のレストランに入ることになりますが、そこは流石、バル文化のグラナダ。高級路線ではなく庶民派のフォゴン デ ガリシアは、魚の揚げ物もカリッと揚がっているし、肉も味が濃厚という、バルの値段でレストランの料理が楽しめるお得な店です。もちろん、グラナダのバルですから、ワインやビールを一杯注文すると、無料のタパス（小皿料理）が付いてきます。タパスの傾向としては、魚やイカの揚げ物など、海のものが中心です。この路線のバルは立ち飲みが中心になるのに、この店は比較的座れる場所が多く、混んでいる時間でなければ、単品料理を注文しなくても、ドリンクだけでもテーブルに着いてタパスを楽しめます。

ガリシア地方の白ワインと言えば、「ベルベットの舌触り」と評されるアルバリーニョ（Albariño）。でも、面白いのはリベイロ（Ribeiro）で、ピッチャーで注文すると、大きめの杯（さかずき）と一緒に出てきます。ドライな白ワインですがAlbariñoよりもフルーティーです。

ガリシア生まれのアルフレッド・フェルナンデス氏が、奥様と休暇でグラナダを何度か訪れる内に町に惚れてグラナダに引っ越し、1998年にこの店をオープンしました。今では近くに姉妹店のMesón Botafumeiroも経営しています。

場所は、グラナダでバルが集まる通りとして最も知られている、町の中心のナバス通りにあり、市役所から徒歩1分です。