スペインのレストランで、前菜、メインと食べたのでは量が多過ぎる人にお勧めなのが、バルです。欲しいだけ注文して取り分けるのがバルでの食べ方。特にグラナダのバルでは、ワインやビールを一杯注文すると、タパス(小皿料理)が出てくるのが習慣で、何杯か飲む人なら、単品料理を注文しなくてもお腹がいっぱいになってきます。グラナダで昔からのバルの通りというと、このナバス通り。観光客だけでなく、土地の人で賑わっています。
どの店に入るかは、きっと迷うところでしょう。通りで客引きをしているウエイターさんたちには、とりあえず愛想よく「オラ」と挨拶しておいて、どの店でどんなタパスが出ているかに注目して下さい。ほとんどの店では、よほど寒い季節や雨でもない限り、通りに椅子やテーブルが出ていますので、そこで出ているタパスを見れば、その店では何が出てくるのかがわかります。テーブルによっては単品料理で注文したものが出ていますから、最初はどれがタパスなのかわかりにくくても、慣れてくるとお皿の大きさや内容で、どれがタパスかわかってきます。店によっては、テーブル席は単品注文をする人たちだけに確保されている場合がありますが、これは、テーブルクロスやナイフやフォークががセットされているのでわかります。いずれにしても、中のカウンターで食べる分には、どのバルも、ドリンクの注文だけでも大丈夫です。
お腹が空いていない方でも、食事時間にこの通りを通るだけで、スペイン人が何を食べているのかわかって楽しいと思います。日本より食事の時間が遅いので、昼は13時か13時半以降、夜は20時以降に行くのが良いでしょう。それより早く開いている店も多いとは言え、早い時間には調理場に誰もいないせいで、タパスもハムかチーズぐらいしか出て来ない店が多いのです。
Calle Navas ナバス通り
グラナダで最も知られたバル街
- 投稿日2016/01/27
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ジャンル散策路・道
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エリアセントラル ディストリクト
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住所
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営業時間24時間
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定休日無休
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。