アルハンブラのある丘と、アルバイシンの丘の間を流れる、ダーロ川に沿った散歩道で、石造りの古い橋が両側を結ぶ、中世の情緒溢れる通りです。
ヌエバ広場(Plaza Nueva)から始まる通りを奥まで進み、右側の建物が途切れて視界が開けると、通りの名称は、俗称でロス・トリステス散歩道(Paseo de los Tristes: 正式名称はPaseo del Padre Manjón)になります。ここから右側に見上げるアルハンブラの姿は圧巻で、崖の上に城塞都市を造った理由がよくわかります。
また、その途中も見るものは盛り沢山です。かつてはイスラム寺院だったサンタ アナ教会や、サン ペドロ教会、時間によっては戸口で自家製のお菓子を売っている女子修道院、イスラム時代の公衆浴場の跡などがあり、人が多く通る時間には路上で演奏をする人たちも出て来て、中々賑やかな通りです。特に、ロス・トリステス散歩道に出ると、テラスのあるバルも多く、食事にも便利です。
ロス・トリステス散歩道からアルハンブラは遠く見えますが、アルハンブラの入場券売り場から、アルハンブラの城壁とヘネラリフェを結ぶ橋の下を通って、ロス・チノス坂(Cuesta de los Chinos)を降りれば、10分でロス・トリステス散歩道に到着です。急な坂で路面も悪いので、散歩道からアルハンブラに登ることはお勧めしません。
Carrera del Darro ダーロ通り
中世の情緒溢れる散歩道
- 投稿日2016/01/27
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ジャンル散策路・道
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エリアアルバイシン
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住所
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営業時間24時間
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定休日無休
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