世界遺産のアルハンブラは、13世紀から15世紀にかけて造られた、イスラム時代の城塞都市です。アルハンブラの入場券は、入場人数制限のせいで必ずしも入手できるわけではないので、入場券なしでもご覧頂ける場所をご紹介します。
裁きの門(Puerta de la Justicia)
ヌエバ広場(Plaza Nueva)からゴメレス坂(Cuesta de Gomérez)を上ってアルハンブラに向かうと、すぐ横を自然に通るので気付く場所にありますが、チケット売り場からの観光を始めた場合、見逃しやすい位置にありますので地図でご確認下さい。攻め手よりも守り手が有利なように、前には坂が確保され、内部はつづら折れになっています。外壁の高みには手の形が彫り込まれていますが、これはイスラムの5つの戒律を表すとされ、また下の方の中央には鍵の形が彫り込まれていますが、これは権力の象徴とされます。これは営業時間外でもご覧頂けます。
カルロス5世の宮殿(Palacio de Carlos V)
神聖ローマ帝国皇帝カール5世(スペイン国王としてはカルロス1世)が、16世紀初頭に新婚旅行でグラナダを訪れた時に建築を命じた宮殿です。正方形の構造と丸い中庭の組み合わせは独特です。
レアル通りの浴場跡(Baño de la Mezquita)
イスラム時代の城内の公衆浴場の跡で、星形の天窓が美しい、こじんまりとした空間です。本来は入場券の必要な場所ですが、普通、入場券の検査は行われていません。
Alhambra (lugares que no requieren las entradas) アルハンブラ 入場券不要部分
ベルナルド・タカハシ
(旅行コーディネーター)
入場券がなくても楽しめるアルハンブラ
- 投稿日2016/01/27
-
ジャンルその他の観光地
-
エリアセントラル ディストリクト
-
住所
-
営業時間[10月15日-3月14日]8:30-18:00
[3月15日-10月14]8:30-20:00 -
定休日12月25日、1月1日
-
予算入場料 無料
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。