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現地のプロ(6人)詳細

O Porto Interior [閉店]内港餐廳 オー ポルト インテリア

HEMEI (エディター、ライター)

大航海時代のロマンが薫るマカオ料理を有名店で楽しむ

  • マカオ料理がおいしい
  • 定番人気
  • 地元っ子に人気

マカオ・ポルトガル料理の老舗のひとつが、「内港餐廳」。
コロニアル風の店内で、定番のマカオ料理を楽しむことができます。

ところで、意外と日本人の口にもなじむマカオ料理には、長い歴史のストーリーが刻まれています。
15~16世紀の大航海時代、ポルトガルの船は、アフリカ、インドのゴア、マラッカ王国(マレーシア)など寄港地の香辛料や料理法を、航海の終点であるマカオに持ちこみました。
そして、伝統的な広東料理と融合して生まれたのが、マカオ料理。
世界制覇を夢見て海を渡る男たちが港みなとで各国の料理と出会い、それらが調和して生まれたマカオ料理は、大航海時代のロマンが薫る、歴史の産物でもあります。



マカオ料理の代表格、アフリカンチキンのほか、おすすめは「カリーハイ」。
新鮮な蟹をカレーで味つけしたもので、スパイスが香ばしく、ポルトガル風パンにも、炊いたお米にもよく合います。
「ミンチィ」は、豚ひき肉と玉ねぎ、ポテトなどをじっくり炒め、醤油とスパイスで味つけした家庭料理。
一見すると素朴な料理なのですが、意外とポルトガルワインもマッチして、食がどんどん進んでしまいます。

有名店ですが、ドレスコードなどもなく、カジュアルに楽しめます。
場所は半島の古い港町の近く。世界遺産の「媽閣廟」からは、歩いて5、6分。
週末には地元の家族連れで賑わいます。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。