地下鉄モンテナポレオーネ駅と、サンバビラ駅の間にあるモンテナポレオーネ通りは、イタリアで最も華やかな高級ブティックのショッピングストリートとなっています。中世の時代には貴族の館が並んでいたようですが、現在はルイ・ヴィトン、アルマーニ、フェラガモ、グッチ、プラダ、ヴェルサーチ、カルティエ、ブルガリなど、その他にも多数のブランド店が軒を連ねています。
1月と7月の第一土曜日からはサルディ(Saldi)=バーゲン、が始まり、ミラネーゼだけでなく、世界中からブランド店のバーゲン目当てにやってきます。でもヴィトンなどのフランスのブランドは決してサルディは行わないのでご注意ください。
モンテナポレオーネはイタリア屈指のショッピングストリートですが、道幅は非常に狭く総距離は500m程度で非常に狭い範囲の通りで、各店舗は派手な装飾などは一切ありません。どちらかと言えば落ち着いた雰囲気の通りなので、ショッピングに興味がない筆者でも、アートな雰囲気を味わいたくてこの通りに来ることがあります。高級感あふれる老舗カフェ、カフェ・コーヴァ(Café Cova)もあり、セレブな雰囲気に浸ることもできます。
各店舗の店内は個性的でアートな雰囲気満点なので、雰囲気を味わうだけでも楽しいかと思います。
特に1月と7月のサルディのシーズンに行くのがお勧めです。
Via Monte Napoleone モンテ ナポレオーネ通り
ミラノの高級ブランドショッピングストリート
- 投稿日2015/09/28
歩くだけでもセレブになった気分。
- 投稿日2015/09/28
モンテナポレオーネ通りはミラノ中心部にあり、世界的に有名なファッションブランド店、宝飾品店が並びスピーガ通りとともに、ミラノきっての高級ショッピング街として知られています。
パリのオートクチュール(高級注文服、高級オーダーメイド服)は、限られた個人客からの注文を受け、一点一点手作業で制作した服を顧客に渡すという流れですが、それに対抗するような形で始まったプレタポルテ(高級既製服)は、基本的には卸売から大量受注して小売する流れとなっています。ちなみに5大コレクションと言われる規模の大きい展示会で、パリ以外の、ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、東京の4者は、いずれもプレタポルテ・コレクションとなっています。
通りの名前はナポレオンの時代まで遡り、公的債務に対処するため金融機関にちなんで命名されました。現在もイタリアの銀行には「モンテ〜」という名前が多く残っています。
モンテナポレオーネ通りを含むこの地区にはアルマーニ、ドルチェ&ガッバーナ、プラダ、ヴェルサーチなどのイタリアブランドのみならず、世界中のブランドが集結し、ここでの売上はミラノの全てのGDPの12%とも言われています。
ミラノ・コレクションの中心とも言えるこの地区で、1976年以来、数々のデザイナーが新作を発表し、宣伝のために主にバイヤーやジャーナリストやカメラマンが招待されてきました。残念ながらビジネスの場なので、一般の人々は基本的に見ることは出来ません。パリ・コレクションの前の週がミラノ・コレクションという日程が組まれているそうです。
ちなみに夏のバーゲンは7月の第一週目の土曜日から始まり、冬のバーゲンは1月の第一週目の土曜日です。
さすがにバーゲン初日は混み合っているので、時間に余裕がある人は週末を避けた翌週の平日に行かれることをオススメします。特に試着室とレジが混み合うので、午前中の早い時間に行くといいかもしれませんね。
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ジャンルショッピングエリア
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エリアミラノ旧市街
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住所
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アクセス地下鉄黄色線Monte Napoleone 徒歩1分 地下鉄赤線San Babila 徒歩1分
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営業時間店舗により異なる
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定休日店舗により異なる
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
モンテ ナポレオーネ通り周辺のおすすめショッピングスポット
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