モスクワといえば、まず「赤の広場」を思い浮かべる人も多いでしょう。
ロシア語では「クラスナヤ・プロシャード」。直訳すると「赤の広場」なのですが、“赤”を意味する“クラスナヤ”は、実は“美しい”という意味もあり、「美しい広場」とも訳すことができます。
マネージュ広場側から入ると、まず目につくのは、右手に見える「ロシア国立歴史博物館」。18世紀に建てられたモスクワ・バロックと言われるスタイルで、建物自体が歴史的建造物。
広場に面して左手には「カザン聖母聖堂」。ソ連時代の宗教弾圧により破壊されたものを1993年に当時の姿をそのままに再建されたもの。入場無料で、どなたでも入れます。
赤の広場の一片に長く沿って建てられた、宮殿のような佇まいの「グム百貨店」は内装も美しく、テナントには世界中の有名ブランドや、ソ連時代を思わせる食材店が入り、見て歩くだけでも楽しいです。
広場の一番奥に見える、おもちゃのようにカラフルな玉ねぎ頭で有名な聖ワシリー大聖堂は、世界でも有数な美しい建造物として知られた世界遺産。
これにクレムリンやレーニン廟を見学すると、1日では回りきれないほどの、盛りだくさんの観光名所。
夏には様々なイベントも開催され、冬場には、スケートリンクやクリスマス・マーケットも出て、日が短くて暗いモスクワをイルミネーションで幻想的に彩ってくれる、ロマンチックな場所でもあります。
最寄駅は、赤のラインのアホトニィ・リャド、緑のラインのテアトラルナヤ、そして幸運を呼ぶ犬の像でも有名なプロシャード・レヴォリュツィ駅(紺のライン)。
観光客が最も多い場所の一つなので、スリなどの犯罪に遭わないように、十分に気をつけて楽しんでくださいね。
Red Square (Krasnaya ploshchad) 赤の広場
見所たくさん、「美しい広場」
- 投稿日2015/11/27
様々なイベントが行われ昼・夜それぞれの顔をもつ広場
- 投稿日2015/11/27
赤の広場は広大な石畳の広場で、国家の大事な行事や大きなイベントが年中行われています。
クレムリンと合わせて世界遺産になっています。
語源を辿ると「美しい広場」という訳が正しいようですが、ロシア語の直訳の「赤の広場」の名前のごとく、広場に入ると赤煉瓦のクレムリンの外壁と国立歴史博物館が目に飛び込みます。
かの有名な軍事パレードもここで盛大に行われます。
国民にとっては 結婚式の定番写真スポットでもあります。
日本人にとっては日清カップ麺の宣伝で記憶にある人もいるかもしれません。
つい最近では、ヴィトンが巨大なトランクケースをこの広場に出現させ、話題を集めました。
7万3000㎡の広場にひるまない大きさでしたので、凄いですね!
最寄り駅はメトロ革命広場駅(プローシャチ レヴォリューツィ Площадь Революции)
カザンの聖母聖堂という 金色のタマネギ屋根の小さめな聖堂を右手に通り過ぎると、広場の正式な入口になるヴァスクレセンスキー門(赤煉瓦の2つの三角棟と2つの入口がある門)を右手に正面には国立歴史博物館の赤煉瓦の立派な建物が見えて来ます。
モスクワ川側からならカラフルなタマネギ屋根のワシリー聖堂(ポクロフスキー聖堂)横から入る事ができます。
夜のライトアップは昼間の広場とはガラリと赴きを変え、とても素敵です。
クリスマスシーズン12月ごろから1月末ごろまでは(ロシアのクリスマスは正教会にちなみ1月7日です。)巨大ツリーも鮮やかに広場を彩ります。
素敵なひと時をお過ごし下さい!
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ジャンル広場・公園
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エリアモスクワ
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住所
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電話番号+7-495-2924019
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
赤の広場周辺のおすすめ観光スポット
- ポクロフスキー聖堂(ワシリー寺院)
- クレムリン
- プロシャード・レヴォリュツィ駅
- ニコリスカヤ通り
- ボリショイ劇場
- プーシキン美術館
- トレチャコフ美術館(本館)
- 救世主キリスト聖堂
- スクリャービン博物館
- マヤコフスカヤ駅