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ナポリ (イタリア) グルメの現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

Trattoria da Nennella トラットリア ネンネッラ

優・トロペーア (現地在住ブロガー、フリー音楽家)

ナポリのマンマの味と下町の雰囲気を味わうなら、ここ!

  • ナポリ料理がおいしい
  • 定番人気

ナポリといえば、ピッツァがこの街の食べ物の代表的な顔になっていますね。しかしそれ以外にも、たくさんの美味しい料理にも事欠きません。

例えば、今は三代目のマリアーノとチーロが営む店「トラットリア・ダ・ネンネッラ Trattoria da Nennellaは、1949年から続く老舗有名店。歩行者天国のトレド通り Via Toledo に面したスペイン地区にあります。

店の前の路地にもオープン席を設け、旧市街の雰囲気を感じることが出来る他、このトラットリアは少し特別。ナポリッ子特有の快活さと人懐っこさでもって、訪れる客たちをもてなします。それはもちろんナポリ弁で、なのですが、何しろ観光客にも有名な店なので、ブロークンな英語で対応してくれます。時には、店員自身の冗談小噺を聞かせたいがために、客に対して口を閉じ耳を傾けることを要求することも。それらも全て親しみある態度で行うので、私たち客は、道端でのお笑いを見せられている感じになってしまいます。

肝心の料理は、メニューがそれほど多いわけではありません。しかしここでは、所謂本当の意味での「ナポリの家庭料理」を味わうことが出来ます。

その日の仕入れでメニューが決まるのですが、大体の定番としては肉団子、ナポリ風ラグー(塊肉をトマトソースで長時間煮込んだもの)、蛸のサラダ、カプレーゼ・サラダ、魚介類の揚げ物、茄子とパルミジャーノチーズのオーブン仕立て(これはぜひ試すべき!)、ソレント風ニョッキ等々が。

また、パスタのポテトとプローヴォラチーズ和え、またはパスタの豆と豚の皮と和えたものは、ナポリのマンマの味で、それを味わいたい人には外せないでしょう。これらのメニューは大概ショートパスタが使われています。(私たち日本人には、ロングパスタを好む人が多いようですが、定番のトマトソースのスパゲッティもありますよ)。

この他、コントルノ(付け合わせ)メニューは、フリアリエッリ(カンパーニア州特産の緑野菜)の炒め物、揚げたズッキーニのミント風味の酢和え、茄子のグリル、などがスタンダードです。セコンドには、その日の仕入れで変わってきますが、もしあればサルシッチャ(生ソーセージ)のオーブン焼きはおすすめです。

サルシッチャはイタリア中で見られるものですが、カンパーニア州のものは元々香り高くオリーブオイルの量が絶妙で、ここでしか味わえない食感と匂いを楽しめます。

他には牛肉や豚肉、鶏肉のロースト、もしくはタラやカタクチイワシ、モッツァレッラを挟んだパンのフリットなどもあります。

食後のドルチェはなく、果物が用意されていますが、これも日替りです。アンティパスト(メニューには書かれていない)、プリモ、セコンド、コントルノ、果物全てをオーダーして、大体15ユーロ、アンティパスト無しで12ユーロ(いずれの場合も飲み物は別途料金)。かなりお得なお値段です。チップを渡すとコーヒー、食後酒のサービスをしてくれます。支払いは現金のみ。

* 個々の品の値段もメニューには書かれていないので、自分で確かめてください。決して豪華なメニューではありません。しかし、ナポリのマンマの料理を味わうには、ここ「トラットリア・ダ・ネンネッラ」は、行ってみて必ず損はしない店です。

アクセス:ナポリ中央駅から地下鉄1号線ジャントゥルコ Gianturco/ピシノーラ Piscinola 方面行きに乗車しトレド駅 Toledo下車。トレド通り Via Toledo を海側へ下り、右手に ルンゴ・テアトロ・ヌオーヴォ通り Vico Lungo Teatro Nuovoに入りすぐ。

2016/03訪問
笹森 泉 (現地専門食旅会社、イタリア食品輸入会社代表)

地元ナポリっ子御用達!郷土料理のランチならこのお店 

  • ナポリ料理がおいしい
  • 穴場
  • 地元っ子に人気

あまり治安のよくないスペイン地区にあるので夜はお勧めしませんが、地元っ子が「安くておいしいナポリ飯」と言ったらここ。 イタリア語か英語ができないとコミュニケーションが難しいかもしれませんが、ディープなナポリを体験できるお店で、ランチにお勧めです。 

いつでも混んでいてキビキビとしたスタッフが店内をコントロールしていますが、注文したらすぐに食べ、終わったらささっとお会計して立ち去るのが地元流。ゆっくりのんびりはお勧めしません。「Pasta e patate con provora(プロヴォーラチーズ入りジャガイモとパスタ)」や、ズッキーニのスカペーチェ(ズッキーニの揚げたもの)等、気取ったレストランでは味わえないこれぞナポリの庶民の味といったお料理が楽しめます。 

日替わりメニュー表に、プリモ(パスタ類)・セコンド(肉・魚等)・コントルノ(野菜等の付け合わせ)・フルーツが書かれています。とにかく安くて美味しいナポリの家庭料理を味わうにはこのお店です。お昼は開店と同時に混み合うので、少し早目に行きましょう。ナポリのどこを歩いていても同じことですが、この地区はとくに昼間でもスリなどにくれぐれもお気を付けになってお歩きください。

  • ジャンル
    イタリア料理
  • エリア
    クアルティエーリ スパニョーリ
  • 住所
  • アクセス
    ナポリ中央駅から地下鉄1号線ジャントゥルコ Gianturco/ピシノーラ Piscinola 方面行きに乗車しトレド Toledo 駅下車。トレド通り Via Toledo を海側へ下り、右手に ルンゴ・テアトロ・ヌオーヴォ通り Vico Lungo Teatro Nuovoに入りすぐ。
  • 電話番号
    +39-081-414338
  • 営業時間
    12:00-15:00、19:00-23:00
  • 定休日
    日曜日
  • 予算
    13~17ユーロ
  • 公式サイト
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。