パリの中央部マレ地区は、現代芸術の殿堂ポンピドー・センターの東側に広がり、
同館が1977年に開館して以来、パリジャン、パリジェンヌから人気が出た、
古き良きパリの旧市街だ。
その北部、アール・エ・メティエの地下鉄駅の近くには、フランス工業博物館がある。
博物館から東へ徒歩5分のところにある、レストラン、オ・バスコゥは、
フランスとスペインの国境地帯にまたがるバスク地方の料理店だ。
オーナー・シェフのベルトラン・グエネロンは、
一時期パリで隆盛を極めたレストラン、ルカ・キャルトンのオーナーシェフ、
サンドランスの下でスーシェフ(副料理長)を任されていた逸材。
粗野なバスクの食材を使いながら、
洗練さんれた現代風の料理に豹変させるテクニック、センスには脱帽するしかない。
山羊のチーズのサラダ、スペイン系のサラミ、チョリゾ、バスク風生ハム、
フランス南西部の特産物フォワグラ、鴨の料理、鱈料理などなど。
一見、重そうに見える料理でもグエネロンの腕にかかると、繊細なフレンチ料理と化する。
パリの中心地にありながら、あまり訪れることの少ないマレ地区北部にある、
オ・バスクは、知る人ぞ知る隠れ家的、名レストランの一つ。
Au Bascou オ・バスク
橘亭 百合香
(フォト・ジャーナリスト)
マレ地区北部にある、仏西国境に近いバスク料理の隠れ家的レストラン
- 投稿日2014/09/30
- 更新日2018/05/01
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ジャンルフランス料理
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エリア3区 タンプル
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住所
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アクセスメトロ3号線アール・エ・メチエ駅下車、徒歩3分
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電話番号+33-1-42726925
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営業時間[月-金]12:00-14:00、20:00-22:30
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定休日土曜日、日曜日
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公式サイト
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