ティンプーの街外れの小高い丘の上に15世紀に創建された古刹、チャンガンカ・ラカンが建っています。このお堂のご本尊は十一面観音なのですが、ティンプー市民にとって、もっと大切なのがその左側に納められている「ドムツァップ」という尊格。このドムツァップは雷龍の国の都・ティンプーの守護尊として崇められており、ここを参拝する人は後を絶たちません。また、子どもの成長を護るとも信じられており、ティンプーに住む人々は子どもが産まれたら必ずここにお参りし、僧侶に名前を付けてもらいます。
チャンガンカ・ラカンへは車を降りてそれなりに長い階段を上っていきます。標高2400mあるティンプーの街なので到着してすぐにここに行くとちょっと(というかかなり)しんどいかも。。でも頑張って到着すると本堂の周りを取り囲むマニ車を回しながらコルラ(お百度参りみたいな感じです)している多くの参拝者の姿を目にすることもできるでしょう。
ちなみに内部は写真撮影が禁止されているのですが、内部に描かれた壁画はティンプーに現存する最古の壁画の一つとして知られています。
Changangkha Lhakhang チャンガンカ ラカン
ティンプーの守護神が祀られる ティンプー随一の古刹
- 投稿日2016/03/24
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ジャンル寺・神社・教会
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エリアティンプー
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住所
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アクセスティンプーの時計塔広場から車で約10分
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営業時間日中
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定休日現地ガイドを通じて要問合せ
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