ティンプーの西側に広がるモティタン地域は王室関係者の住宅や国会議員の公邸、高級住宅が立ち並ぶエリア。いわゆるティンプーの山の手です。首都ティンプーに住む人は「いつかはモティタン地区に!!」…と思っているかどうかは知りませんが、そのモティタン地区の奥の山中に、ブータンの国獣・ターキンを保護するモティタン動物園があります。
ターキンは本来であれば標高の高い場所にしか住めない動物なのですが、ここでは何頭ものターキンが元気に暮らしています。このターキンは世界中でブータンとインドのアルナーチャル・プラデーシュ州、中国の雲南省、ミャンマー北部のミャンマー・ヒマラヤと呼ばれる地域にのみ生息するとされています。後は多摩動物公園ですかね(笑)。
保護区のゲートをくぐりしばらく登っていくと、目の前にフェンスで仕切られた広大な敷地が広がっています。この内部でターキンが飼育されており、フェンス越しにその愛くるしい姿を見ることが出来ますが、近くから確実にターキンを見るには、朝夕2回の餌やりの時間に合わせて訪れるのがいいでしょう。
ちなみにこのターキン。その愛くるしい姿からはあまり想像できないですが、結構気性が荒く、喧嘩をしていることもしばしば。運が良ければ産まれたばかりの子ターキンを目にすることが出来るかもしれません。
ブータンでは国獣として保護されているターキン。他の生息地域では貴重なタンパク源として重宝されています。ブータンで育つターキンはラッキーなのかもしれませんね。
Motithang Takin Preserve モティタン ターキン 保護区
ブータンの国獣 ターキンに会える!
- 投稿日2016/03/24
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ジャンル動物園・水族館
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エリアティンプー
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住所
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公式サイト
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