コルコバードの丘 は、標高710メートルの丘。世界遺産「リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群」に含まれている場所です。そしてその丘にたたずむ、リオデジャネイロの街を見下ろすキリスト像。街のあらゆる角度から目にするこのキリスト像には、リオにきたからには足を運びたい場所です。
バンタイプの車両もありますが、せっかくなので赤い登山列車で、リオデジャネイロの森林の匂いを嗅ぎながら登ってほしいです。アントニオ・カルロス・ジョビンのボサノバの名曲、「コルコバード」のメロディーを頭に、森を突き抜けると、到着直前に目の前に開ける景色が圧巻です。
展望台からは街が一望でき、カーブを描く海岸線に奇妙な形をした岩で形作られるリオの美しい景色が堪能できます。
頂上にあるキリスト像は1931年に、ブラジルの独立100周年を記念して建設されました。今やリオのシンボル的存在となったキリスト像の前で、同様に両手を広げて写真をとるのがおきまりです。キリスト像を綺麗にカメラに収めるには午前中、ポン・ヂ・アスーカルを斜光で撮るには午後がオススメです。
Corcovado - Christ The Redeemer コルコバードの丘(キリスト像)
キリスト像の足元で、両手を広げてリオの絶景を望む
- 投稿日2015/09/30
リオのシンボル
- 投稿日2015/09/29
- 更新日2022/06/27
リオのシンボルといえばあの絶壁の頂きに建つキリスト像。
海抜709mに位置し、高さ30m(台座を含めると38m)のあの像はリオの街の至る所から見ることができ、まさにリオを守る神様といったところでしょうか。
その像が建つ場所こそがコルコバードの丘です。
丘の頂上へ登る方法は2通りあり、1つは地下鉄ラルゴ・ド・マシャード駅からワゴンバスで登る方法。
もう1つはコスメベーリョ地区から出ている登山電車で登る方法です。
アクセスのしやすさから考えれば地下鉄駅から出ているという点でワゴンバスの方がいいでしょう。ただ登山電車で登る雰囲気を楽しみたい方はそちらをお勧めします。
登山電車で登る場合は進行方向の右側に座る方が景色は見やすいですが、頂上からの絶景と比べると特に見るほどの価値はないと思います。
リオ最大の観光スポットであるコルコバードはハイシーズンや天気のいい週末などは混雑することが多いので、出来れば平日の朝に行くことをお勧めします。
また天気が悪いとキリスト像は雲の中に隠れてしまい、上まで登っても真っ白で何も見えなくなってしまいます。ワゴンバスや登山電車のチケット売り場では頂上の様子をモニターで見せてくれ、登るかどうか確認することが出来ます。
ただ、チケット売り場まで行く時間と労力を考えれば、あらかじめホテル近くでキリスト像が見える場所を見つけておき、出発前にキリスト像が見えているかどうか確認してから行くのがベストかと思いますよ。
-
ジャンル世界遺産
-
エリアリオデジャネイロ
-
住所
-
アクセス地下鉄L1-4線 フラメンゴ駅から583番バスに乗車しSantuário São Judas Tadeuで下車し登山電車(Trem)に乗り換え約20分
-
電話番号+55-21-25581329
-
営業時間8:00‐19:00(登山電車の運行時間)
-
定休日無休
-
予算登山電車乗車料(大人) 122.5レアル
(5-11歳) 67レアル
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
コルコバードの丘(キリスト像)周辺のおすすめ観光スポット
- リオデジャネイロ植物園(ジャルジン・ボタニコ)
- イパネマビーチ
- コパカバーナ・ビーチ
- アルポアドール
- リオのカーニバル
- マラカナン・スタジアム
- セラロンの階段
- リオデジャネイロ大聖堂(カテドラル・メトロポリターナ)
- ポン・ジ・アスーカル
- 王立ポルトガル図書館(幻想図書館)