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リオデジャネイロ (ブラジル) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

Botanical Garden (Jardim Botanico) リオデジャネイロ植物園(ジャルジン・ボタニコ)

高橋 直子 (ライター、メディア・イベントコーディネーター)

ボサノヴァと森林浴

  • 散歩おすすめ
  • 定番人気
  • 地元っ子に人気

リオデジャネイロ植物園は、もともとは、1808年に、当時のポルトガル王が、スパイス栽培のために設立したスペースです。当初の栽培植物は、モーリシャス島のパンプルムース植物園から運ばれてきたものだったといいます。その後1822年のブラジル帝国の設立を機に、一般に公開されるようになったのです。

総面積137ヘクタール、現在9000種類の植物が栽培されています。そのうち人工栽培値は54ヘクタールのみで、その他は大西洋岸森林の自然林。ユネスコ生物圏保護区に指定されています。

見所はバルボーザ・ロドリゲス並木道。750メートルのヤシの木の並木道では、ゆっくりと散策を楽しんで。園内はとても広いので、道に迷いながらゆったりとした森林浴タイムをとってください。時期によってはランの展覧会などのイベントも催されています。

そしてこの植物園をこよなく愛したのが、ボサノヴァの巨匠、アントニオ・カルロス・ジョビン。リオデジャネイロの美しい自然に多くのインスピレーションを受けたこのアーティストは、植物園内をよく散歩に訪れました。ジョビンが好んで時間を過ごしたアマゾンの大木、スマウマは、園の中心部にある噴水のすぐそばにあります。園内を歩き回ったあとは、園の入り口横にある、2008年にオープンしたジョビン・スペースにも、ぜひ足を運んでください。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。