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ローマ (イタリア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

福田敦子 (翻訳、通訳)

ベルニーニの彫刻「四大河の噴水」で名高いナヴォーナ広場。冬には地元っ子が集まるクリスマス マーケットも開催

  • 観光おすすめ

パンテオンからすぐのナヴォーナ広場は、ローマ観光の目玉のひとつ。
紀元1世紀、ローマ帝国の第11代皇帝ドミティアヌスによって造られた
楕円型の競技場が元になっています。
中世には、この広場一面に水を満たして舟遊びをしたという説もあります。

広場では、オベリスクが天高くそびえる「四大河の噴水」、
サンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会を背にして
左右に「ムーア人の噴水」と「ネプチューンの噴水」という
バロック時代の彫刻家ベルニーニの大作3つを拝むことができます。

ガンジス川、ナイル川、ラプラタ川、ドナウ川を擬人化した四大河の噴水には、
ライオンやワニ、ウミヘビ、馬、イルカ、竜など
さまざまな動物たちも生き生きと彫り込まれています。

また面白い逸話もあります。
サンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会側にあるラプラタ川の擬人像は、
大仰なまでにのけぞって逃げようとしているかのような姿をしているのをご覧ください。
これは、ベルニーニのライバルであった建築家ボッロミー二が手掛けた教会を批判し、
崩れてくる!と揶揄しているためだ、と言われています。

さて、この噴水。ダン・ブラウン原作の映画「天使と悪魔」でも出てきます。
映画内では、トム・ハンクス演じるラングドン教授が
水に沈められて溺れる設定になっていますが、
実際は膝ほどまでの高さしかないので、溺れることはまずないでしょう。

この広場では、ローマで名高いクリスマス・マーケットが開催されます。
12月初め~1月6日(ベファーナ祭)まで、所狭しと露店が設けられ、
クリスマスに欠かせないプレセピオ(キリスト生誕を祝う箱庭の飾り)のパーツや、
ツリーの飾りなどが販売され、地元っ子でにぎわいます。
この時期ローマを訪れるなら、ぜひのぞいてみてください!

ベンチヴェンガKasumiROMA (旅行フォトライター)

ローマの人たち憩いの広場で、の~んびりお散歩♪

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広場のちょうど中央あたりに面してサンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会。
その前にベルニーニが手掛けた四大河の噴水、北にネプチューンの噴水、
南にムーア人の噴水のある ドミティアヌス帝が造った競技場跡の面影を今に残す、
ローマで1番細長い広場。


広場は人が多いときでもいつもどこかの~んびりとした雰囲気が漂う、
ローマの人たち憩いの広場になっています。

いつもと違った風景が見たいなら♪
1年のうちで最も賑わいを見せるのは、なんといってもクリスマスシーズン!
例年、12月の初めごろから1月6日のエピファニア(魔女の日)までは、
ローマで1番大きなクリスマス・マーケットが開かれ広場の様子は一変します。

絵描きやアーティストたちが陣取っていた広場には、
クリスマスマーケットの屋台がずらりと並びます。
軒先にはエピファニアに子どもたちにお菓子を持ってくる魔女ベファナの人形や
お菓子を詰めるためのカラフルな靴下、はたまた幸せな新年を迎えるための
縁起もののほうきの飾りなど。
ローマのクリスマスならではの風景とクリスマスグッズがたくさん飾られ売られます。

クリスマスマーケットの本場ドイツや近辺諸国、北イタリア南チロル地方などで
マーケットを見てきている人にとっては物足りなく感じるかもしれませんが、
これがローマのクリスマス!
ほかの都市では見ることができない、ここローマでしか味わえないクリスマスの風景と
雰囲気を思う存分楽しむことができるのでおすすめです。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。