聖天使城という意味の名前の城砦。
もともとは、135年にローマ皇帝ハドリアヌス帝が自身の霊廟として建設を開始したもので、
後に軍事施設として使用され、14世紀以降は牢獄や避難所としても使われていました。
サンタンジェロ(聖天使)の名称の由来は、
590年にローマでペストが大流行したときに遡ります。
教皇グレゴリウス1世がこの城の頂上で剣を鞘に収める大天使ミカエルを見て、
ペスト流行の終焉を宣言したという言い伝えから名づけられたとか。
その言い伝えを表し、現在も天使像が頂上にそびえています。
城の頂上はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂を望む絶景スポット。
美しい彫刻が左右に建ち並ぶサンタンジェロ橋はもちろん、
ヴェネツィア広場やパンテオンの屋根を望むローマ中心街を一望できます。
城内の博物館には、ルネッサンスの画家たちの絵画や彫刻も納められています。
また、このサンタンジェロ城、夏には夜間開城も行われます。
テヴェレ川沿いにそびえる美しくライトアップされた城、
屋上レストランから見渡すローマの夜景は必見!
普段は非公開のバチカン宮殿へつながる空中回廊(Passaggio del Borgo)にも
無料ガイド付きで立ち入ることができます。
クラシック音楽やジャズのコンサートや子ども向けのイベントなどもプログラムにあり、
夏にローマを訪れるなら、絶対おすすめのスポットです。
入場料 10.5ユーロ(夜間入場は10ユーロ)。国立サンタンジェロ博物館も入っています。
約1000円・・・と思うと結構なお値段ですが、屋上からの絶景は一見の価値ありです。
http://www.nottiacastelsantangelo.it/
入場時間
火曜日~日曜日 9:00 - 19:30 入場 18:30まで
毎週月曜、12月25日、1月1日定休
Castel Sant Angelo サンタンジェロ城
テヴェレ川対岸の必見観光名所。夏の夜間拝観もおすすめ!
- 投稿日2014/09/30
息をのむほどに美し~い、サン・ピエトロ大聖堂の姿を見る!
- 投稿日2014/09/30
- 更新日2023/03/10
もとはローマ皇帝ハドリアヌスの霊廟、一族のお墓として建てられたものです。
その後、ローマ法王の避難場所、裁判所、牢獄として使われ現在は博物館になっています。
サンタンジェロ城の名の由来は、紀元590年法王グレゴリウス1世が
城の上に姿を現わした大天使ミカエルの姿を目にしたあと、
当時ローマで猛威を振るっていたペストが終息したところからきています。
世界遺産サンタンジェロ城、おすすめの見どころは!
なんといっても屋上やバールのテラスから眺める、サンピエトロ大聖堂の姿。
屋上からは、サンタンジェロ城からバチカン市国に通じる法王が避難通路として使った
パセットと呼ばれる回廊やテヴェレ川越しにローマの街並を望む風景が楽しめます。
見学する季節によって日暮れの時間が違うので大きく左右されますが
大聖堂を望む風景は、夕焼けが楽しめる夕暮れどきが特におすすめです!
※博物館内は撮影禁止。
普段と違った風景が見たいなら♪
美し~い夜のサンピエトロ大聖堂の姿が楽しめる、夜のサンタンジェロ城!
屋上からだけではなく、博物館の窓や鉄格子の間とあちこちからライトアップされ
息を呑むほどに美しい大聖堂の姿を見ることができます。
ローマで1番美しい夜のサンピエトロ大聖堂の姿が見られるスポット!ということで、
私の超イチオシです。
また、サンタンジェロ城の真ん前にかかる橋。
サンタンジェロ橋から見るライトアップされたサンタンジェロ城の姿も、
これまたとても幻想的でステキですよ。
【旬な話題♪と注意・アドバイス】
城内は、なだらかながらもわりと長い階段や坂が続きます。歩きやすい靴で行きましょう!
また、パセットは時折一般公開され見学が楽しめます。
※2014年7月からイタリアでは国立博物館・美術館を中心に、毎月第1日曜日は無料公開日。
毎週金曜日は夜間開放がされており、サンタンジェロ城も該当しています。
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ジャンル城・宮殿
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エリアバチカン
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住所
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アクセス地下鉄A線 レパント Lepanto駅から徒歩約13分
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電話番号+39-06-6819111
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営業時間9:00-19:30
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定休日クリスマス, 1月1日, 5月1日
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予算入場料(大人) 15ユーロ
(18歳以下) 1ユーロ -
公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。