カピトリーノの丘は、ローマの七丘のうち最も高い丘です。
ローマ神話の主神ユピテル(ジュピター)などの神殿が置かれていた場所で、
現在もローマ市庁舎がそびえており、政治行政などで常に重要な役割を果たしています。
丘の頂上は、ミケランジェロが1534~38年に設計したカンピドリオ広場です。
中心にマルクス・アウレリウスの騎馬像(古代の発掘品の複製)、右手にコンセルヴァトーリ宮殿、
左手にカピトリーノ美術館、正面にローマ市庁舎(セナトリオ宮)が建ち並んでいます。
広場の中心から弧を描く、シンメトリーの幾何学模様とあいまって、
丘全体がみごとな壮観になっています!
カピトリーノ美術館には、広場にあるマルクス・アウレリウスの騎馬像の本物や、
「コンスタンティヌス大帝の巨像の頭」、「とげを抜く少年」、
ローマの誕生の逸話を表した、双子に授乳するおおかみの像、「カピトリーノの雌狼」などの
古代の出土品から、ティツィアーノやカラヴァッジョの絵画など、
重要な芸術品が多々所蔵されています。
またローマ市庁舎では、しばしば結婚式が行われているので、
新郎新婦の姿をキャッチすることもできます。
ちなみに、広場の向かって左奥、市庁舎と左手のカピトリーノ美術館の間を抜けると
フォロ・ロマーノへ直接降りることができます。
セプティミウス・セウェルスの凱旋門を手前に、フォロの全景を上から見渡せるベストスポットですよ!
Capitolino (Piazza Campidoglio) カピトリーノの丘 (カンピドーリオ広場)
ミケランジェロ設計の美しい広場から、フォロ・ロマーノを見渡そう
- 投稿日2014/09/30
超絶景!世界遺産フォロ・ロマーノとコロッセオを眺めよう
- 投稿日2014/09/30
ローマ七つの丘の1つに数えられているカピトリーノの丘。
ローマを守る守護神に捧げられた神殿があったところで七丘の中で最も神聖とされ、
現在もローマ市庁舎などローマの重要な建物が置かれる由緒ある丘になります。
丘の上には、ミケランジェロが設計した幾何学模様が楽める広場があり、中央奥にローマ市庁舎、
左右対称に建つのが一般市民に公開された世界最古の美術館といわれるカピトリーニ 美術館。
中央にはマルクス・アウレリウスの騎馬像。
市庁舎向かって左側にちょこんと置かれているのがローマの建国神話にでてくるカピトリヌスの雌狼。
騎馬像、狼ともにレプリカで、オリジナルはカピトリーニ 美術館で見ることができます。
超絶景!スポットから世界遺産の遺跡群を眺めよう♪
市庁舎の裏手一帯は世界遺産に指定されている絶景スポットです。
そのなかでも市庁舎向かって右側の小道を抜けてすぐのところに広がるポイントからは、
世界遺産の古代ローマの遺跡群フォロ・ロマーノからコロッセオまでを
贅沢に見渡せる壮大なスケールの風景が楽しめちゃう、超絶景スポット!
ガイドブックや旅行パンフレットの写真に必ずといっていいほど使われる、
人気でお馴染みの美しい風景になるので、記念写真を撮ることを忘れないように!
夜もライトアップされているときは、まるで映画のワンシーンのような
幻想的な風景を楽しむことができますよ!
丘からフォーリ・インペリアーリ通りまでの間には、古代ローマの風景を髣髴とさせる小道が残るなど
ローマの歴史地区らしい、趣のある美しい風景が臨めるポイントがあちこちに隠れている、
おすすめの散策スポットです。
【旬な話題♪と注意・アドバイス】
市庁舎隣のカピトリヌスの雌狼横には、植木でできた自然アートのカピトリヌスの雌狼のトピアリーがあり、
ちょいと不恰好なのはご愛嬌でなかなか可愛いですよ。
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
カピトリーノの丘 (カンピドーリオ広場)周辺のおすすめ観光スポット
- カピトリーニ美術館
- ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂(ヴィットリアーノ)
- フォロ ロマーノ
- ヴェネツィア広場
- フォーリインペリアーリ通り
- 真実の口 (サンタ マリア イン コスメディン教会)
- コンスタンティヌス帝の凱旋門
- パンテオン
- トレヴィの泉
- コロッセオ