1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 海外旅行
  3. 海外現地クチコミ
  4. ローマ(イタリア)観光地
  5. パンテオンの現地クチコミ
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]
ローマ (イタリア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

福田敦子 (翻訳、通訳)

何度でも訪れたい”お得”な名所、早朝とライトアップがおすすめ

  • 観光おすすめ

ローマ旧市街の中でも必見の名所のひとつ、パンテオン。

年間600万人以上の観光客が訪れているそうです。
もともとは、初代ローマ皇帝、アウグストゥスの側近だった
マルクス・ウィプサニウス・アグリッパによって建造された、
複数の神々を祭る万神殿(Pan =すべての、Theon=)だったのです。

これは火災で焼失してしまいますが、現在目にできる建築物は、
ハドリアヌス帝によって118~128年に再建された遺跡です。
7世紀頃にキリスト教の聖堂となりました。

早朝、訪れる人が少ない時や、夕方、活気に満ちた界隈を散策する途中に
ライトアップされた神殿を訪ねるのがおすすめです。

正面の三角屋根(ファサード)に刻まれたラテン語にも注目してみましょう。
「M. AGRIPPA L. F. COS TERTIUM FECIT
(ルキウスの息子マルクス・アグリッパが三度目のコンスルのとき建造)」
このパンテオンを再建したハドリアヌス帝が、
最初の建造者アグリッパに敬意を示して刻ませたそうです。

現在は聖堂として使われているため、ミサも行われるパンテオン。
入って右手には祭壇、左手にはルネッサンスの巨匠ラファエロや
イタリア初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のお墓があります。

内部の中央にぽっかり空いた直径約9mの丸い空洞
(目という意味のラテン語、オクルスと呼ばれています)から差し込む光も幻想的。
さらに建物全体は直径43.44mの完全な球体に内接するという、
計算された幾何学的な美を有しながら、静謐に荘厳にそびえるパンテオン・・・。

毎年カトリックのPentecoste(五旬節、聖霊降臨の大祝日)には、
パンテオンのドームから約700万枚の深紅のバラの花びらを降らせる行事が行われるので、
ぜひ訪れてみてください。
移動祝日のため、日程は要チェック。
五月~六月上旬のいずれかの日曜日に行われます。

うれしいことに、2014年現在入場は無料です!
”教会”なので無料で誰でも入場できます。
(ただしノースリーブなど露出の多い服装は避けましょう!)

丸い穴から差し込む光の影が日時計のように天井や壁に当たり、
時間によって内部の雰囲気も変わります。
ローマ旧市街の中心地にあるので、何度も訪れてみてください。
絶対おすすめです!

開場時間
月~土 : 8.30-19.25
日 : 9.00-17.55
祝日 : 9.00-12.55

ベンチヴェンガKasumiROMA (旅行フォトライター)

光の神秘に触れられる!世界最古の貴重な石造建築物

  • 観光おすすめ
  • 定番人気

神々に捧げられたパンテオン神殿は、世界で最も古い貴重な石造建築物で
現在のものは、紀元128年にローマ皇帝ハドリアヌスによって再建されました。


天井に空いた直径9mの大きな穴から差し込む光は、幻想的で美しく神々しいもの。
光の帯が刻々と時を刻んでいく姿は、ほかの場所では決して味わうことのできない
ローマのパンテオンならではの見逃せない1番の見どころになります。

人気の見どころとしてほかに、ラファエロやヴィットリオ・エマヌエレⅡ世のお墓などがあります。
ささっと見るなら10-15分もあれば見終えることが可能です。

パンテオンはフォトジェニック!
1日を通していつも美しい姿を見せてくれるのがパンテオン。
私のおすすめは夕刻から夜の時間帯です。
シーズンや時間によって効果を使わなくてもまるで使ったかのような、
とても幻想的で神々しい写真が誰にでも簡単に撮れるフォトスポットになります。


【旬な話題♪と注意・アドバイス】
現在パンテオンは教会としても使われています。
肩や膝が出る服装や帽子を被っての入場、大きな声をだす、
携帯電話の使用、フラッシュや三脚を使っての写真撮影などが禁止されています。

ミサ 土17:00、日10:30 。
ミサが行われているときは、パンテオンに入場できないので注意してください。
4月と12月はこれ以外にもミサなどが行われる関係で入れないことが多くあります。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。