Dongdaemun Market 東大門市場

東大門市場（トンデムンいちば）は南大門市場と並ぶソウル二大市場の一つです。

若者が好むファッションの街として知名度が高いですが実は毛皮、スポーツ用品、寝具といった大人向けも多くあります。市場といえば安いイメージがありますが、東大門市場の場合大量仕入れをする場合には安いでしょうが、個人で数枚買う場合は決して安くはないので冷静に。

品物に価格表示されていない場合が多いですが、交渉次第で大幅に値下げをしてくれるのでお友達と一緒に買ったり、お土産をまとめ買いして値段交渉に成功するとコスパ満足でショッピングを楽しめます。是非「少し安くしてください」「○個買うので安くしてください」とひと言チャレンジしてみては？ただし、ぼったくられる場合も多いので注意しましょう。

楽しみ方として、まずは東大門（興仁之門）の大きさに圧倒されたあと一角を歩いてみましょう。代表的なファッションビルはdoota（ドゥータ）とmigliore（ミリオレ）、そして毛皮を多く扱う平和市場、2013年5月に完成したばかりのLOTTE FITIN（ロッテ・フィットイン）も天候に関係なく買い物客でにぎわいます。また、他のビルにはネイルアート材料専門店や、古本屋、古着屋、部品屋といったマニアックなお店も多くありますので履き慣れた靴で24時間眠らない街を堪能してはいかがでしょうか？

東大門市場（トンデムンシジャン）は、昔ながらの衣類系問屋街と近代的なファッションビルが共存する街です。清渓川（チョンゲチョン）をはさんで両側にある「東大門市場」「平和市場」などの商店街は、小売り商人たちのために棟ごとに買えるアイテムで仕切られ、大量買いに向いています。

深夜には国内外のバイヤーたちが買い付けに来るため、明け方まで営業している店が多く「眠らない街」とも呼ばれ、街全体がエネルギッシュで活気ある市場なのです。小売店は朝10時半頃から明け方まで、卸売り店は夜８時以降から明け方にかけて営業する店がほとんど。ただし、各店舗ごとに違う場合もあるので営業時間は利用前に確認すべし！
ファッションビルの店舗などでは日本語が通じる店舗がありますが、確実ではありません。

地下鉄2・4・5号線東大門歴史文化公園（トンデムン ヨクサ ムヌァコンウォン）駅、または4・5号線の東大門（トンデムン）駅から歩いてすぐの便利な場所。深夜などタクシーを利用する場合は、タクシーがなかなか捕まらないこともあるので要注意！

もともと工場、卸、小売が直結した平和市場では、市価の3～4割安の値段で商品を買えます。衣類の品揃えは中年層向けのものが中心で気楽に見て回れます。10～20代に人気のdoota、hello apmなど、一部のファッションビルではTAX REFUND※が利用できます。噂では、渋谷109のカリスマ店長も東大門市場に買い付けに来てるとか。

※TAX REFUND（事後免税制度）とは：韓国の場合30,000ウォン以上購入した場合に限り、付加価値税（消費税）が免除されます。その場では付加価値税を含めた価格で支払い、後で空港の税関で申告して付加価値税分の払い戻しを受けるシステム。

最近の東大門市場では若い世代を対象にしたファッションビルが中心です。
東大門歴史文化公園の前にある前述のdoota、hello apm や他にミリオレ、CERESTARなど、2013年５月にはロッテグループ運営のファッションビル「LOTTE FITIN」もオープンし、ショッピングとグルメが１ヶ所で楽しめるスポットとして注目です。
hello apmは、流行のファッションアイテムをリーズナブルに購入できると地元韓国人に人気のようです。
また、もともと東大門運動場だった「東大門歴史文化公園」には、自由に散策、鑑賞できる展示スペースや歴史館などがあります。その横にデザイン展示館やコンベンションホール、デザイン体験館などができるという「東大門デザインプラザ」は、現在も工事中。2013年には1部が完成する予定だとか。家族連れやカップルにおすすめしたいスポットです。