Kim Gwangseok Memorial Street キム・グァンソクメモリアルストリート

1996年に31歳の若さで不遇の死を遂げた大邱出身シンガーソングライター、キム・グァンソクを記念した人気の観光スポット。

最寄り駅は地下鉄2号線の慶大病院駅。3番出口を出たところにガソリンスタンドがあり、そのまま大きな通りを400mほど直進すると右側に通りの入り口が見えてきます。駅からだいたい徒歩10分ほど。

この通りが位置する大鳳（テボン）洞の市場近くにかつてキム・グァンソクが住んでいたそうで、通りの入口や中央には銅像が建てられ、長さ350メートルにおよぶ壁には彼の人生や音楽をテーマにした壁画アートがたくさん。思わず写真を撮りたくなってしまうフォトスポット満載です。

通りのお店からキム・グァンソクの歌が流れてきたり、時々路上公演が行われていたりもします。また周辺にはお洒落なカフェや雑貨屋さんも多く、カップルや家族連れ、女子グループも多く見かけます。

入場料など必要ありませんが、＜キム・グァンソクストーリーハウス＞という展示館があり、こちらは入場料2,000ウォン。かつて暮らしていた家の一部が再現されていて、遺品の展示を観覧できるほか、音楽CDなどの記念品も購入可能です。

韓国フォークの最後の継承者とも呼ばれるキム・グァンソク。ボブ・ディランや尾崎豊のようにメッセージ性のある心に響く歌を多く残していて、色あせない人気を誇っています。いろいろなアーティストによってカバーされていますし、ドラマや映画でもたびたび耳にします。またキム・グァンソクの曲で構成されたミュージカルも制作されています。音楽に耳を傾けながら、通りを散策して当時の気分を味わってみてはいかがでしょうか。