Tainan Tan Tsu Mien Seafood Restaurant 華西街台南担仔麺 ファーシージエタイナンタンザイメン

1958年創業の台湾海鮮料理の老舗。元はタンツー麺を販売していた屋台から出発したお店です。豪華な内装の店内で新鮮な海鮮料理をいただけます。2019年版の『ミシュランガイド台北』で一つ星を獲得しました。

店内はまさにヨーロッパの宮殿のような煌びやかな内装です。豪華絢爛な個室もあります。海鮮料理店らしく生け簀もあります。

メニューはコース料理が2,200元から。他に単品もあります。
アルコールは台湾ビール、ワイン、中国酒などが揃っています。
日本語メニューも用意されていました。

平日のランチに利用しました。他に数組が利用していました。

2,200元と2,800元のコースを注文しました。
ティーカップはエルメス、その他にウェッジウッドなどの著名な食器を使っています。お茶も美味しかったので聞いてみたことろ、台湾の鉄観音と教えてくださいました。

2,800元のコースは、フカヒレ、伊勢エビ、アワビと高級な海鮮食材が含まれているいちばん人気のあるコースです。全部で9品。量は女性ですと少し多めだと思いました。

「フカヒレの姿煮込み」
フカヒレのスープの味はダシの深みが少し足りないような気がしました。

「伊勢エビのだしつゆ蒸し」
伊勢エビは小さめでした。とっても新鮮で、なかなか身が殻から剥がれませんでした。味付けは塩味でとってもシンプルです。

「香ばしいエビ巻き揚げ」
ぷりぷりのエビやくわいなどに衣をつけて油で揚げたものです。シャキッとしたレタスで巻いていただきます。オイスターソース、新鮮な鮑を使用しています。素材の味を生かした、穏やかな味付けです。

「白菜のクリーミーグラタン」
貝柱やかにの卵が白菜と煮込まれています。台湾らしい白菜の煮込みの味付けです。なかなか熱が下がらないほど熱々でした。

「旬の鮮魚料理」
台湾の醤油と破布子（はぶし）で味付けたものです。魚が新鮮でした。

食事の締めにはタンツー麺又は粽（ちまき）を選べます。両方食べたい場合は80元プラスで食べることができます。

「蓮の実入り帆立貝ちまき」
可愛らしい形に包まれていました。粽が縛ってあるゴムもやはり金でゴージャスな印象です。貝柱、栗、蓮の実などがトッピングされていました。脂分が抑えてある、健康的な粽でした。

「タンツー麺」
80元でプラスしました。お店の看板名にもなっている料理です。ダシや豚肉のそぼろの味付けも良く、スープの味がしっかりしていました。美味しいです。

「季節のフルーツ」
パパイヤ、すいか、パイナップル、梅のソースが添えてあります。

「杏仁豆腐（デザート）」
緑豆のソースとパチパチする飴がトッピングされています。杏仁豆腐は良いのですが、この飴はあまり杏仁豆腐には合いませんでした。

白ワインは、海鮮によく合うワインとして人気のあるフランス産Chablis（シャブリ）です。

2,200元のコースは9種類の料理が付きます。女性にはちょうど良い量です。

「フランス風味エビグラタン」
フランス風ブラックタイガーのエビグリル。台湾マヨネーズとチーズをブラックタイガーにかぶせて、オーブンで焼き上げたものです。

「北寄貝の蒸し物」
友人が美味しいと言っていました。

他に2,800元のコースと同じかにみそ入り野菜グラタン、季節の魚料理、エビフライ巻き、タンツー麺、季節のフルーツ、デザートが付きます。

サービスいいです。おしぼりは料理一品ごとに新しいものに換えてくださいました。そのおしぼりも熱々のタオルです。

台北で一番古い夜市「華西街観光夜市」にお店があります。下町らしい雰囲気を味わえる場所です。「龍山寺」からも徒歩3分ほどです。MRT龍山寺駅4番出口からは徒歩約4分。

クレジットカード支払い可。日本語対応も可です。