Gandantegchenling Monastery ガンダンテクチェンリン僧院

通称ガンダン寺はモンゴル国の仏教界の最高学府となっている寺院です。
社会主義時代にも宗教活動が許されていた唯一のモンゴル仏教(チベット仏教ゲルク派）のお寺で、1990年の民主化をきっかけに僧院、佛教大学、観世音菩薩像が再建されました。この菩薩像は屋内に建立された大仏としては世界最大級とのこと。
社会主義時代から現在にいたるまで、ウランバートル市民にとっての精神的な憩いの場でもあり、参拝の人が絶えることはありません。
新婚夫婦が結婚式のあと、親戚一同と一緒にウランバートル市内をめぐる人気コースにもなっているため、ウェディングドレス姿の花嫁さんやゴージャスな民族衣装で着飾った参列者の姿を見かけることもよくあります。

ダライラマ14世もしばしば法会に訪れ、観世音菩薩像のあるお堂の中には若かりし頃のダライラマ14世の肖像写真が飾られています。
敷地内にはたくさんの写真屋さんがいて、ダライラマと一緒に写真が撮れる合成写真も人気です。

観世音菩薩像の撮影には別途撮影許可料の支払いが必要ですが、それ以外の施設は基本的に自由に写真撮影ができます。
とはいえ、モンゴルではお坊様は尊敬されているので、敬意をもって接するように注意しましょう。

【関連情報】
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所在地；ウランバートル市バヤンゴル区第16ホロー　ガンダンテグツェンレン仏教センター
電話：+976-11-360354
E-mail:mbcgandan@magicnet.mn
WEB URL: www.gandan.mn
入場料：2,500MNT　（観世音菩薩像撮影許可料別途支払い10,000MNT)
定休日；なし