1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 海外旅行
  3. 海外現地クチコミ
  4. ウランバートル(モンゴル)観光地
  5. ボグドハーン宮殿博物館の現地クチコミ
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]
ウランバートル (モンゴル) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(2人)詳細

Bogd Khan Palace Museum ボグドハーン宮殿博物館

山本 千夏 (モンゴル語通訳コーディネーター、遊牧民企業家)

高級住宅街の中にそびえ立つ博物館

  • 歴史的建造物おすすめ
  • 定番人気

ボグドハーン宮殿博物館はモンゴル帝国のラストエンペラー=ボグドゲゲーン・ジェブツェンダンバホトグド8世が暮らしていた冬の宮殿と法会を行っていた夏の寺院とお堂7点で構成されています。
ザイサン展望台に行く途中にあるのですが最寄バス停いずれから歩いても1-2㎞ほどの距離があるので、独り歩きをする場合は、ザイサン展望台にいってから帰り道に立ち寄るのが便利です。
ザイサン地区の高層マンションや富裕層のタウンハウスなどが立ち並ぶ高級住宅街の一角にあるポツンとある博物館は一見お寺のようです。

正門をとおって右手にチケット売り場とお土産屋さんがあります。
人数が集まると、博物館専属の解説員が同行してくれます。チケット売り場で販売しているモンゴル語・英語・ロシア語のパンフレット(3,500MNT)があるとより理解しやすいです。施設各所の展示物にも簡単な英語とモンゴル語の説明文がついています。

辛亥革命で清朝が崩壊したことで、清朝の下にいたモンゴル帝国は、「漢民族に隷属するいわれはない」として1911年に第一次独立革命をおこしました。その際の国家元首となったのが、ボグドゲゲーンハーン・ジェプツンダンバ8世でした。
モンゴル仏教界の最高位であると同時に政治的にも国家元首として政治と宗教をつかさどっていたため、博物館内には、モンゴル仏教の歴史と20世紀当時の政治や外交を学べる展示物が陳列されています。
巨大な絹のアップリケ、パッチワークで作られたタンカはすべてホンモノ。
圧巻はジェプツンダンバ8世が25歳の誕生日に贈られたという150頭のヒョウの毛皮で覆われたゲルや、クロテンの裏地や袖口がついている唐錦の正装用デール。
冬の宮殿2階には、当時のロシア皇帝から贈られた銀食器なども間近で生で見ることができます。1階にはモダンな英国製の馬車とモンゴル製の馬車のキャビンが飾られています。

ひとつひとつの仏画の細工が間近で観察でき、解説員の説明もかなり詳細な説明をしてもらえるので、日本語が堪能なガイドさんと一緒にいくとモンゴル仏教の概要を把握できるので、1時間半から2時間ほどたっぷり時間をかけて鑑賞してくださいね。

【関連情報】

所在地;ウランバートル市ハンオール区ボグドハーン宮殿博物館
電話;+976-11-342195
E-mail:bogd_mus@monheritage.mn
FBページ:www.facebook.com/bogdkhan.mn/

電話;+976-11-342195
夏季(5月15日~9月15日):定休日なし 開館時間 9:00-19:00 
冬季:(9月16日~5月14日)定休日 火・水 開館時間 10:00-16:30

入場料:大人 8,000MNT、学生 3,000MNT、小人 1,500MNT(5-16歳)
撮影許可料:コンパクトカメラ 50,000MNT ビデオ 70,000MNT
      プロ用カメラ・ビデオ撮影 400,000MNT

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。