ウランバートルの中心、スフバートル広場に面したところに、モンゴル国立オペラ・バレエ劇場があります。大きな柱のあるピンク色の重厚な建物です。意外に思われるかもしれませんが、ロシア文化の影響を強く受けているモンゴルでは、オペラやバレエもメジャーな文化芸術の一つなのです。
劇場の正面玄関横には、その月の上演演目が掲載されています。チャイコフスキーの白鳥の湖や、プッチーニのラ・ボエム、ビゼーのカルメン、モンゴル人作家ナツァグドルジの「悲しみの三つの丘」など、国内外のさまざまな演目が上演されています。
劇場のチケットブースでチケットを買うことができます。オペラもバレエも1500tg(約900円)ほどですから、日本から比べたら本当に気軽に見れますね。前日や当日に行っても、たいていチケットを入手できますから、これまた気軽。
こじんまりとした小さな劇場ですが、オーケストラボックスもちゃんとあり、天井のシャンデリアや壁の装飾も素敵で、東欧の小さな町の劇場のような、味のある劇場です。
バレエもオペラもなかなか見ごたえがありました。マナーの悪い観客に注意をそらされたりもしますが、これもある意味リラックスして見ることができます。1000円弱ですし、旅の思い出や、オペラやバレエの本数を見て目を肥やしたい方にお勧めです。
Mongolian State Academic Theatre of Opera and Ballet 国立オペラ劇場
UB Walker
(フリーライター&海外ボランティア現地コーディネーター)
モンゴルでオペラ&バレエ鑑賞はいかが?―モンゴル国立オペラ座
- 投稿日2016/03/14
-
ジャンル劇場・ホール
-
エリアウランバートル
-
住所
-
アクセスモンゴル国立近代美術館から徒歩約3分
-
電話番号+976-7011-0397
-
営業時間演目による
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。