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ウィーン (オーストリア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

Belvedere Palace and Museum ベルヴェデーレ宮殿

伊藤 雅雄 (フリージャーナリスト)

上宮と下宮の2つの建物と美しい庭園。クリムトの絵画「接吻」はここにあります。

  • 観光おすすめ
  • 定番人気

この優美なバロック建築が百戦錬磨の軍人だった人のものだと聞くと、ちょっと驚きませんか?

ベルヴェデーレ宮殿はオーストリア帝国を支えた英雄、オイゲン公が、
夏の離宮として足かけ10年の歳月をかけて建てたもの。
住居としての下宮は1716年、迎賓館として使われた上宮は1723年に完成しています。
1736年に亡くなったオイゲン公に子供はなく、遺言も残さなかったため、この宮殿はハプスブルグ家が接収。
現在は中世から現代のオーストリア美術が展示されるギャラリーになっています。

上宮のハイライトはなんといってもクリムトの「接吻」でしょうか。金色の中、危うい姿勢で抱き合う男女の絵です。
この絵を見るためにウィーンを訪れるファンもいるほど。
本物の絵の前に立って観る絵として、こんなに迫力のある絵は他にあまりないでしょう。
実際に向かい合って、ぜひ確かめて欲しいです。
ここには、同時代の画家、シーレの作品も多く収蔵されています。

上宮から下宮への眺めも素晴らしいの一言ですね。下宮の向こうには、シュテファン寺院の塔が見えます。
上宮から下宮までは下りになりますので、ゆっくり歩いて15分ほどです。

バレンタ 愛 (旅行会社勤務、フリーフォトライター)

あの有名なクリムトの「接吻」はここです!

  • 芸術鑑賞おすすめ
  • 定番人気
  • 地元っ子に人気

ベルベデーレ宮殿はプリンス・オイゲン公の夏の離宮として18世紀に建てられた2つの建物、上宮と下宮からなり、上宮にあの有名なグスタフ・クリムトの「接吻」を含む絵画が展示され、下宮はプリンス公の居住スペースの展示やギャラリーなどになっています。
ほとんどの方が行くのが上宮で、3フロアに渡る展示は数多く、そしてミュージアムショップも素敵なクリムトグッズがたくさん揃っているので時間に余裕を持っていくといいでしょう。またチケットは宮殿の中ではなく、敷地内に入って右側に回った所にあるので少し分かりにくくなっていますが宮殿に直接来てもチケットは買えないので注意して下さい。
また宮殿は建物だけではなく庭園も1つの見所となっています。上宮から下宮にかけて下って作ってある庭園は上宮から市内まで見渡せる眺めも素敵ですし、庭園内の彫刻や噴水などもとても絵になります。宮殿の反対側の庭園には大きな池があり、その池の端っこまで行くと池に宮殿が映りとても素敵な撮影スポットとなっています。
クリスマス前約4週間はこちら側でクリスマスマーケットが開かれ、ライトアップされた素敵な宮殿と、イルミネーションで暖かいロマンティックな雰囲気になっていますので是非立ち寄ってみてください。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。