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すっかり間が空いてしまいましたが、サイパンは既に連邦化の移行期間がスタートしました。旅行者は今まで通り入国に問題は有りませんが、入国管理は米国の管理下になりましたので、指紋チェック、網膜スキャンは始まったようです。
現地労働者に対してのプログラムですが、11月28日直前まではCW1ビザという新しいカテゴリーの設定と、当日時点で合法的な外国人労働者に対してサイパン自治政府より発行された2年間のアンブレラパーミットに拠る出入国を認めないというルールの予定でした。
ところが、サイパン知事が連邦化の無効を連邦裁判所に訴えていた裁判の判決というか、裁判所からの指示が28日直前に出され、これによりCW1ビザプログラムは一時停止の状態になってしまいました。連邦化の無効自体は却下されましたが、CW1ビザに関してコミニティに充分な説明期間と反論機会を与えなかったという裁判所の判断です。
ここで問題になってくるのはCW1申請が止まったことで、現在アンブレラパーミットにより引き続き合法的に労働はOKでも、これによる再入国が出来ないという部分です。
そこでUSCIS(アメリカ移民帰化局)は臨時的な措置として、事前に申請して$305を払えばアンブレラパーミットに拠る再入国許可を一年間の期限で、各人のケースごとに与えるということになりました。これはパロールステータス(事前猶予)と呼ばれています。
USCISに問い合わせたところ、CW1のスタートが復活するまで少なくとも6ヶ月から9ヶ月は掛かるだろうとのこと、これではその間囚われの身と余り変わりませんね。
連邦化移行の混乱期とは言え、現地自治政府の裁判や、果ては沖縄の普天間基地問題に絡む米海兵隊のグアム移設も影響があるのか、振り回されて中々将来の展望も立たない状態で困っているのは我々住民だと思います。
また近い内に動きがあるとは思いますが、良いニュースを期待しましょう。
現地労働者に対してのプログラムですが、11月28日直前まではCW1ビザという新しいカテゴリーの設定と、当日時点で合法的な外国人労働者に対してサイパン自治政府より発行された2年間のアンブレラパーミットに拠る出入国を認めないというルールの予定でした。
ところが、サイパン知事が連邦化の無効を連邦裁判所に訴えていた裁判の判決というか、裁判所からの指示が28日直前に出され、これによりCW1ビザプログラムは一時停止の状態になってしまいました。連邦化の無効自体は却下されましたが、CW1ビザに関してコミニティに充分な説明期間と反論機会を与えなかったという裁判所の判断です。
ここで問題になってくるのはCW1申請が止まったことで、現在アンブレラパーミットにより引き続き合法的に労働はOKでも、これによる再入国が出来ないという部分です。
そこでUSCIS(アメリカ移民帰化局)は臨時的な措置として、事前に申請して$305を払えばアンブレラパーミットに拠る再入国許可を一年間の期限で、各人のケースごとに与えるということになりました。これはパロールステータス(事前猶予)と呼ばれています。
USCISに問い合わせたところ、CW1のスタートが復活するまで少なくとも6ヶ月から9ヶ月は掛かるだろうとのこと、これではその間囚われの身と余り変わりませんね。
連邦化移行の混乱期とは言え、現地自治政府の裁判や、果ては沖縄の普天間基地問題に絡む米海兵隊のグアム移設も影響があるのか、振り回されて中々将来の展望も立たない状態で困っているのは我々住民だと思います。
また近い内に動きがあるとは思いますが、良いニュースを期待しましょう。
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