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バングラデシュ観光案内所
プロフィール

ニックネーム:
ゆかりん
居住地:
アジア>バングラデシュ>ダッカ
性別:
女性
年代:
40代
自己紹介:
初めまして。

現在、JICAの青年海外協力隊として、バングラデシュ政府観光局において、バングラの魅力を伝えるための活動をしています。こちらへ来て、1年5カ月が経ちました。

バングラデシュは、観光・生活・文化などに関する日本語での情報発信があまりされていない国です。目にするのは、貧困や洪水などのネガティブなものばかり。そのため、あまり良いイメージを抱いていない方が多いのではないでしょうか。

しかし、住んでみるとオシャレなカフェやレストランがあったり、笑顔とエネルギーに満ちた人がたくさんいたり、色々な魅力があることに気づきます。そんな知られざるバングラの色々な面を、ブログを通じて伝えていけたらと思っています。

なお、ブログの画像はコピペできますが持ち出し厳禁です。ご使用の際は、管理人までご連絡下さい。

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独立記念日

2012/03/29 15:22
国旗
エリア:
  • アジア > バングラデシュ > ダッカ
テーマ:
  • 歴史・文化・芸術
3月26日は、バングラデシュの独立記念日でした。

1971年の3月26日に、パキスタンからの独立をはかるための解放戦争が始まったのですが、約300万人が犠牲になったのち、12月16日に戦争が終結しました。つまり、独立のための戦争が始まった日が独立記念日、戦争が終わった日が戦勝記念日(ビクトリーデー)となっているわけです。

この日は、緑と赤(バングラデシュの国旗の色)の民族衣装を着るのが習わしとなっています。

そんな独立記念日の翌日に、配属先でイベントがありました。スタートは17時だから遅れないでね、と言われたので時間前には着いたのですが、結局始まったのは18:30過ぎでした。実にバングラ式。

開会前に配られたバングラデシュの旗。国旗バージョンと国が描かれたバージョンの二種類があります。
国旗

開会直後。チェアマンはじめ、偉い人たちが壇上に並びます。
偉い人

偉い人たちが次々に独立への想いを語ります。

後ろに立っている三名は、配属先の従業員。戦争当時にフリーダムファイターズ(自由を勝ち取るための戦士)として戦った人なんだそうです。
ファイターズ

この後、フリーダムファイターズによるスピーチ。独立までどんな出来事があったのか、どんな思いで戦ったのかなどを、アツく語っていました。会場には大きなスピーカーがあったのですが、みんな興奮のあまり声を張り上げ、気がつくと鼓膜が破れそうなほどの音量になっていました。子どもたちは耳を塞いでいたほどです。

さて、次のプログラムでは、配属先の従業員の子どもたちが前に出てきました。
どうやら少し前に「(ダッカにある)独立記念塔の絵を描きましょう」っていうコンテストがあったらしく、その時の入賞者が呼ばれていたみたいです。

「私が描いた絵を見てー」と作品を掲げる子どもたち。
子ども

入賞者には、配属先のチェアマンから賞状とプレゼントがもらえます。
ちなみに参加賞はドラえもんのペンケース前にも書いたかもしれませんが、こちらではヒンドゥー語のドラえもんが放映されていて、子どもたちに大人気なんですよ

こちらが、入賞者の一人の子が描いた絵。カラフルだし、上手く書けていると思いました。
絵

続いては、音楽プログラム。配属先の人たちが、独立に関する歌や、バングラを愛でる歌を歌います。
大人音楽

大人に交じって子どもも歌を披露してくれました。
子ども音楽

バングラの子ども、音程がうまく掴めなくて上手く歌えない子が多いのですが、この子は上手でした。お母さんは直前まで「歌詞カード持って行きなさい!」と心配してましたが、「大丈夫だもん。覚えたもん。」と言っていた彼女。本当に、歌詞を見ずに上手に歌えていました

そんな彼女とお母さんのショット。二人とも、赤と緑の衣装を着て、とってもキレイです
ジャヒダマダム

そして最後に、バングラデシュの国歌である「SONAR BANGLA」をみんなで歌いました。この歌は、私が駒ヶ根訓練所で出会った初めてのバングラの歌。みんなで練習したなーと思い出しつつ、なんだか懐かしくなりました。あれももう、約二年も前のことなんだなぁー

イベント後、用意されていたカレーを食べて帰りました。時刻は22時過ぎ。カレー争奪戦もものすごく、みんな横入りしまくり。「なんで列に並ばないんだ!」と怒られても「私の娘に先に頂戴!」と怒鳴るお母さんたち。パワフルすぎて圧倒され、私は大人しく最後尾に並んだのでした。
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