-
エリア:
- 北米 > アメリカ西部 > ロサンゼルス
- 北米 > アメリカ東部 > シカゴ
- 北米 > アメリカ東部 > ニューヨーク
-
テーマ:
- 観光地
- / 鉄道・乗り物
- / 歴史・文化・芸術
[ アメリカ大陸横断ツーリング ]
ロサンゼルスからルート66を辿り、シカゴそしてニューヨークへの 3500 マイルをハーレーで走り抜ける壮大な旅。
整備されたインターステートを使えば、割と簡単にニューヨークへ着いてしまうが、地図から消えてしまった古(いにしえ)の大陸横断道「ルート66」を辿るともなると、そう簡単に事は進まない。
とって代わったインターステート40号、44号、そして55号によって寸断され、とぎれとぎれになってしましたルート66は全線 2278 マイルの 80%は残され、今もなお当時の面影を残している。
日本で言えば昭和の雰囲気が漂うルート66のたたずまいは、懐かしくそして切ない気持ちになってしまうのは私だけだろうか。
興味のない人にとっては単なる「廃墟訪問旅行」になってしまいかねないルート66だが、そこの住む素朴で温かな人々に出会うと、「本当のアメリカ」に出会えた気がしてうれしくなる。
今こうして立っている道を、その昔ワゴン車に積みきれないほどの荷物と希望を乗せて西へ向かった人々のこと、、、70年代時代にはぐれたイージーラーダー達が走り抜けたことを想像してみる、、。 物理的に多くを満たされている私たち現代人にとって、満たされない精神性が、その想像と交差して、言葉ではうまく表現できない不思議な気持ちがこみ上げてくる。
1973年インタステート40号の開通によって、急激に寂れてしまった町の1つに Amboy(カリフォルニア)がある。 1900年から第二次世界大戦が始まる前までは学校や病院、そしてモーテル。ルート66の旅行者でにぎわい、ピーク時は 700人以上の人口で栄えた町だった。
「たった10分のために、、」。インターステートの開通により合理化、短縮された時間。
現在は4名の住民が住むゴーストタウンである。
一人は郵便局員、それも日に数時間の営業時間。 一人は町の警備ガード。 そして残りの2人は西にあるドライレークから塩を採取するブラザー。
ディズニー映画「Cars」のモデルになった町でもある。 映画の中で、その一言が語られている「たった10分のために、、」
どこかの本で書かれていた一説に、アメリカはルート66とともに、自由、夢、希望、、。 アメリカの魂を失ってしまった、、。 と。
小さな町を結ぶ古びた道路と、所々インタステートを使いながらシカゴへ向かう。 ルート66沿いにはサンタフェ鉄道が平行して敷かれていて、旅の途中何度も列車に出会うことができる。 4つのエンジンで引っ張る車両は130にもなる。 手を振ると汽笛を鳴らして答えてくれる。
シカゴからは、ルート66前に敷かれていた旧街道「リンカーンハイウェイ」で向かうのがまた楽しい。 歴史ある建物や誇らしげにそびえるコートハウス(裁判所)など、ローカルの美しい町並みをのんびりと走り抜けていく。
食事もファーストフードではなく、地元のレストランへ飛び込んでみるのも面白い。 ザリガニのボイルがあったり、ホームメードのスープや地酒(ビール)が楽しめたりするからだ。
ロサンゼルスからルート66を辿り、シカゴそしてニューヨークへの 3500 マイルをハーレーで走り抜ける壮大な旅。
整備されたインターステートを使えば、割と簡単にニューヨークへ着いてしまうが、地図から消えてしまった古(いにしえ)の大陸横断道「ルート66」を辿るともなると、そう簡単に事は進まない。
とって代わったインターステート40号、44号、そして55号によって寸断され、とぎれとぎれになってしましたルート66は全線 2278 マイルの 80%は残され、今もなお当時の面影を残している。
日本で言えば昭和の雰囲気が漂うルート66のたたずまいは、懐かしくそして切ない気持ちになってしまうのは私だけだろうか。
興味のない人にとっては単なる「廃墟訪問旅行」になってしまいかねないルート66だが、そこの住む素朴で温かな人々に出会うと、「本当のアメリカ」に出会えた気がしてうれしくなる。
今こうして立っている道を、その昔ワゴン車に積みきれないほどの荷物と希望を乗せて西へ向かった人々のこと、、、70年代時代にはぐれたイージーラーダー達が走り抜けたことを想像してみる、、。 物理的に多くを満たされている私たち現代人にとって、満たされない精神性が、その想像と交差して、言葉ではうまく表現できない不思議な気持ちがこみ上げてくる。
1973年インタステート40号の開通によって、急激に寂れてしまった町の1つに Amboy(カリフォルニア)がある。 1900年から第二次世界大戦が始まる前までは学校や病院、そしてモーテル。ルート66の旅行者でにぎわい、ピーク時は 700人以上の人口で栄えた町だった。
「たった10分のために、、」。インターステートの開通により合理化、短縮された時間。
現在は4名の住民が住むゴーストタウンである。
一人は郵便局員、それも日に数時間の営業時間。 一人は町の警備ガード。 そして残りの2人は西にあるドライレークから塩を採取するブラザー。
ディズニー映画「Cars」のモデルになった町でもある。 映画の中で、その一言が語られている「たった10分のために、、」
どこかの本で書かれていた一説に、アメリカはルート66とともに、自由、夢、希望、、。 アメリカの魂を失ってしまった、、。 と。
小さな町を結ぶ古びた道路と、所々インタステートを使いながらシカゴへ向かう。 ルート66沿いにはサンタフェ鉄道が平行して敷かれていて、旅の途中何度も列車に出会うことができる。 4つのエンジンで引っ張る車両は130にもなる。 手を振ると汽笛を鳴らして答えてくれる。
シカゴからは、ルート66前に敷かれていた旧街道「リンカーンハイウェイ」で向かうのがまた楽しい。 歴史ある建物や誇らしげにそびえるコートハウス(裁判所)など、ローカルの美しい町並みをのんびりと走り抜けていく。
食事もファーストフードではなく、地元のレストランへ飛び込んでみるのも面白い。 ザリガニのボイルがあったり、ホームメードのスープや地酒(ビール)が楽しめたりするからだ。
インディアナでは、有名なレース:インディアナポリス500が開催されるコースをツアーバスで走行したり楽しめる。
また、あまり知られていないがローカルのコーン畑を右に左に進むと、ライト兄弟の生家が(ニューリスボン)ある。 何の変哲もない小さな古い家だが
裏の納屋には、ライトフライヤー2号機が密かに?置かれていた。 興味のない方も小学校の教科書で習った歴史的発明を見ておくことをお勧めする。
オハイオ州では、世界最大級の軍用機博物館がある。 そこには日本のゼロ戦からB-52爆撃機、ブラックバード、さらに、日本へ投下された同型の原爆まで350機を超える展示物が圧巻。
そして、ペンシルバニアの美しい絶景ルートと、南北戦争の激戦地であったゲーティズバーグを抜けると、大西洋にそびえる自由の女神が出迎えてくれる。
大陸横断旅行では、各ポイントの見所に時間を十分とりながら進む場合は、少なくとも15〜18日間。 ツアーでは、道に精通したガイドが要領よく進むので10日で渡りきってしまいます。
一生に1度は、経験しておきたい『旅』の1つです。
私も今では49歳。いつかバイクを降りる前にアラスカからアメリカ、カナダを1周したいと目論んでいます。 あなたもご一緒にいかがですか。
- タグ:
- ルート66
- 大陸横断
- ハーレーレンタル
- ルート66シカゴ
- リンカーンハイウェイ