-
エリア:
- オセアニア > ニュージーランド > ロトルア
-
テーマ:
- 買物・土産
- / グルメ
NZの特産品と言えばマヌカ・ハニー。お土産の第1候補ですね。NZリピーターで、来る度にマヌカ・ハニーを買い込んで行くという方も多いようです。
ある日本人養蜂家が「マヌカ・ハニーには苦みがある」と書いていたのを見て、「苦み?」と、10年以上マヌカ・ハニーを日常的に食している私は首をかしげたのでした。確かに独特のコクはあるけど、苦みなんてないよ〜と。
最近、さざんか亭のゲストが日本で一番知られているC社の「UMF+20」を買ってこられたので、ちょっとなめさせてもらったら、ゲゲッ! まるで煎じ薬の味、不味い! マヌカ・ハニーの美味しさはすっかり失われています。
UMFとは、ユニーク・マヌカ・ファクター=マヌカ・ハニー特有の抗菌成分の強さを表す数字です。元々、どのハニーでも殺菌効果があることは知られていますが、マヌカの花からできるハニーは、その殺菌・抗菌作用が、他の花のハニーの数倍と証明されています。それをさらにさらに精製して、+5, 10, 20, 25などと表示されているのです。
「マヌカ・ハニーはガンに効く」などと紹介されて、UMFの数字が高いものほど有り難がる日本人の傾向。C社などは完全に日本向けを意識した商品展開ですね。ハッキリ言って、お値段もベラボーです。
お土産用にハニーを買うなら、ギフトショップより普通のスーパーが断然安い、と知っているゲストも増え、お買い物のお手伝いをすることもしばしばあります。「スーパーには+20とかはないんですね」〜そうです。スーパーはNZ人向けの日常品を売る所。1本$30とか$40とかとかいうバカ高い値段のハニーなんか、普段使いできるわけがありません。スーパーではせいぜい10、たまに15があるくらい。それすら、KIWI(NZ人)はほとんど買わないと思います。
UMFを精製しすぎて不味くなったマヌカ・ハニー。あるギフトショップのベテラン・スタッフさんは「20以上なら、もう効果は同じですよ」とも。私の個人的見解は、「美味しくなければ、続かない。続かないものは、健康食品にならない」
あるNZ旅リピーターのゲスト「薬と思って、なめてました」……いやいや、蜂蜜ですよ。
オーストラリアの健康に関するTV番組が、NZのワイカト大学に取材して、マヌカ・ハニーの抗菌作用の強さの実験を紹介していました。その時使ったのは、+の数字も何も無いただのオーガニック・マヌカハニーです。それでも、抗菌クリームをはるかにしのぐ殺菌効果でした。普通のマヌカ・ハニーでそうなら、何故、精製しすぎて不味くなった物を高い値段で買う必要があるでしょうか?
さざんか亭でお出ししているのは、ロトルアの地元「アラタキ」マヌカ・ハニーです。「アラタキ」は、大地熱地帯ワイオタプにあるハニー・メーカー。辺り一帯、温泉が至る所から湧いていいて、マヌカはその温泉成分を吸収して育ちます。いろんなメーカーのを味比べして、ひいき目ではなく、ホントにこれが一番美味しいのです。まるでクリーム・キャラメルのようなトロリとした味。どのゲストも、「これ、美味しいっ!」とビックリされます。
全然「お土産」用を意識してない、じつに無愛想なシンプルな容器。その分、中身に自信あり、という姿勢が伺えるようです。500グラム入りで$7〜9程度。さざんか亭でその味を知って、「これをまとめ買いしたい」というゲストも。ハニーは何年置いても大丈夫ですからね。
まだ数字信仰を続けますか? それとも、安くて本当に美味しいマヌカ・ハニーがいいですか?
ある日本人養蜂家が「マヌカ・ハニーには苦みがある」と書いていたのを見て、「苦み?」と、10年以上マヌカ・ハニーを日常的に食している私は首をかしげたのでした。確かに独特のコクはあるけど、苦みなんてないよ〜と。
最近、さざんか亭のゲストが日本で一番知られているC社の「UMF+20」を買ってこられたので、ちょっとなめさせてもらったら、ゲゲッ! まるで煎じ薬の味、不味い! マヌカ・ハニーの美味しさはすっかり失われています。
UMFとは、ユニーク・マヌカ・ファクター=マヌカ・ハニー特有の抗菌成分の強さを表す数字です。元々、どのハニーでも殺菌効果があることは知られていますが、マヌカの花からできるハニーは、その殺菌・抗菌作用が、他の花のハニーの数倍と証明されています。それをさらにさらに精製して、+5, 10, 20, 25などと表示されているのです。
「マヌカ・ハニーはガンに効く」などと紹介されて、UMFの数字が高いものほど有り難がる日本人の傾向。C社などは完全に日本向けを意識した商品展開ですね。ハッキリ言って、お値段もベラボーです。
お土産用にハニーを買うなら、ギフトショップより普通のスーパーが断然安い、と知っているゲストも増え、お買い物のお手伝いをすることもしばしばあります。「スーパーには+20とかはないんですね」〜そうです。スーパーはNZ人向けの日常品を売る所。1本$30とか$40とかとかいうバカ高い値段のハニーなんか、普段使いできるわけがありません。スーパーではせいぜい10、たまに15があるくらい。それすら、KIWI(NZ人)はほとんど買わないと思います。
UMFを精製しすぎて不味くなったマヌカ・ハニー。あるギフトショップのベテラン・スタッフさんは「20以上なら、もう効果は同じですよ」とも。私の個人的見解は、「美味しくなければ、続かない。続かないものは、健康食品にならない」
あるNZ旅リピーターのゲスト「薬と思って、なめてました」……いやいや、蜂蜜ですよ。
オーストラリアの健康に関するTV番組が、NZのワイカト大学に取材して、マヌカ・ハニーの抗菌作用の強さの実験を紹介していました。その時使ったのは、+の数字も何も無いただのオーガニック・マヌカハニーです。それでも、抗菌クリームをはるかにしのぐ殺菌効果でした。普通のマヌカ・ハニーでそうなら、何故、精製しすぎて不味くなった物を高い値段で買う必要があるでしょうか?
さざんか亭でお出ししているのは、ロトルアの地元「アラタキ」マヌカ・ハニーです。「アラタキ」は、大地熱地帯ワイオタプにあるハニー・メーカー。辺り一帯、温泉が至る所から湧いていいて、マヌカはその温泉成分を吸収して育ちます。いろんなメーカーのを味比べして、ひいき目ではなく、ホントにこれが一番美味しいのです。まるでクリーム・キャラメルのようなトロリとした味。どのゲストも、「これ、美味しいっ!」とビックリされます。
全然「お土産」用を意識してない、じつに無愛想なシンプルな容器。その分、中身に自信あり、という姿勢が伺えるようです。500グラム入りで$7〜9程度。さざんか亭でその味を知って、「これをまとめ買いしたい」というゲストも。ハニーは何年置いても大丈夫ですからね。
まだ数字信仰を続けますか? それとも、安くて本当に美味しいマヌカ・ハニーがいいですか?