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リュベロン 総石造りボリーの集落跡
リュベロンで「天空の城」ゴルドを訪ねる際は、お隣のボリーの集落跡(Village des Bories)まで足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。青空とオリーブ林に囲まれた、小さな石造りの家が集まる可愛らしい集落跡です。
ボリーとは、17世紀から18世紀にかけてフランス全土で建てられた石建築の家で、アーチ状の屋根が特徴です。しっくいなど固定させる素材は一切使用していません。材料は完全に石のみ。石をバランスよく積み上げて、その重量で建物を安定させているそうです。
ボリーの集落跡では、20戸の修復されたボリーを見学できます。17世紀から19世紀半ばまで、農民が農作業中に生活する場所として使っていました。たくさん転がっていた石を取り除いて作物を植え、その石で家、貯蔵庫、家畜小屋、パン焼き釜、ワイン桶などを造り利用していました。とても効率的かつ経済的ですね。
実は、19世紀半ばに放棄されて以降、ボリーの集落の存在は忘れ去られていました。廃墟状態になっているところを1960年代に再発見され、建築アカデミーによって修復されました。現在は集落跡全体が歴史遺産として登録され、博物館になっています。
リュベロンで「天空の城」ゴルドを訪ねる際は、お隣のボリーの集落跡(Village des Bories)まで足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。青空とオリーブ林に囲まれた、小さな石造りの家が集まる可愛らしい集落跡です。
ボリーとは、17世紀から18世紀にかけてフランス全土で建てられた石建築の家で、アーチ状の屋根が特徴です。しっくいなど固定させる素材は一切使用していません。材料は完全に石のみ。石をバランスよく積み上げて、その重量で建物を安定させているそうです。
ボリーの集落跡では、20戸の修復されたボリーを見学できます。17世紀から19世紀半ばまで、農民が農作業中に生活する場所として使っていました。たくさん転がっていた石を取り除いて作物を植え、その石で家、貯蔵庫、家畜小屋、パン焼き釜、ワイン桶などを造り利用していました。とても効率的かつ経済的ですね。
実は、19世紀半ばに放棄されて以降、ボリーの集落の存在は忘れ去られていました。廃墟状態になっているところを1960年代に再発見され、建築アカデミーによって修復されました。現在は集落跡全体が歴史遺産として登録され、博物館になっています。
夕陽の絶景スポット「鷹ノ巣村 」ボニュー
南仏プロヴァンス リュベロン中央部の小高い丘の上に、リュベロンで最も美しい「鷹ノ巣村」のひとつ、ボニュー(Bonnieux)があります。
ボニューに着いたら先ず訪れたいのが、村の頂上の12〜15世紀にかけて建てられた古い教会(ヴィエイユ・エグリーズです。標高425メートルの丘の頂きからリュベロン山地の大パノラマが眼下に広がります。「フランスで最も美しい村」、天空の村ゴルドやオークルの村ルシヨン、ぶどう畑やラベンダー畑など、プロヴァンスの風景を満喫できます。
古い教会から道を少し下ったところに、もうひとつの絶景ポイントがあります。背景にリュベロンの山々、手前にボニューの街並みを楽しめます。19世紀に建てられた新しい教会(エグリーズ・ヌーヴ)、テラコッタの赤い屋根瓦の古い建物がリュベロンの山と見事に調和しています。
ここから見えるリュベロンの山に沈む夕陽は、息を飲むほどの美しさです。
この絶景ポイントのレストラン、ブラッセリー・レ・テラスのテラス席からリュベロンの絶景を眺めつつ、ゆったり食事やカフェを楽しんでみてはいかがでしょう。時間を忘れるほどですよ。
南仏プロヴァンス リュベロン中央部の小高い丘の上に、リュベロンで最も美しい「鷹ノ巣村」のひとつ、ボニュー(Bonnieux)があります。
ボニューに着いたら先ず訪れたいのが、村の頂上の12〜15世紀にかけて建てられた古い教会(ヴィエイユ・エグリーズです。標高425メートルの丘の頂きからリュベロン山地の大パノラマが眼下に広がります。「フランスで最も美しい村」、天空の村ゴルドやオークルの村ルシヨン、ぶどう畑やラベンダー畑など、プロヴァンスの風景を満喫できます。
古い教会から道を少し下ったところに、もうひとつの絶景ポイントがあります。背景にリュベロンの山々、手前にボニューの街並みを楽しめます。19世紀に建てられた新しい教会(エグリーズ・ヌーヴ)、テラコッタの赤い屋根瓦の古い建物がリュベロンの山と見事に調和しています。
ここから見えるリュベロンの山に沈む夕陽は、息を飲むほどの美しさです。
この絶景ポイントのレストラン、ブラッセリー・レ・テラスのテラス席からリュベロンの絶景を眺めつつ、ゆったり食事やカフェを楽しんでみてはいかがでしょう。時間を忘れるほどですよ。
- 歴史遺産 ジュリアン橋
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>ゴルド
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2017/07/13 17:29
- コメント(0)
歴史遺産 ジュリアン橋 全ての道はローマへ通ず
南仏プロヴァンス リュベロン山地中央部の「鷹ノ巣村」ボニューの5キロ北に、ローマ時代に架けられたジュリアン橋(Pont Julien)があります。
ジュリアン橋は、ローマ皇帝ジュリアス・シーザーの命で建設され、紀元前3年に完成したとされています。「全ての道はローマに通ず」という言葉がありますが、ジュリアン橋も、現在のスペインとローマを結ぶローマ時代の重要な幹線道路、ドミティア街道沿いに作られた橋です。
長さ80m、幅6m、最大高さ11mのジュリアン橋は、頻繁に増水することで有名なキャラヴォン川)に架けられました。3つのアーチに支えられたその構造は、エレガントなだけでなく、軽快さと安定を両立させています。
ジュリアン橋は、大規模な修復を経て、1914年には歴史遺産に登録され、2000年以上の時を経て今もなお、美しい姿を保っています。
橋は徒歩で渡ることができ、また川の両岸でピクニックもできます。悠久の年月に想いをはせながら、河岸でゆっくり過ごしてみるのはいかがでしょう。
南仏プロヴァンス リュベロン山地中央部の「鷹ノ巣村」ボニューの5キロ北に、ローマ時代に架けられたジュリアン橋(Pont Julien)があります。
ジュリアン橋は、ローマ皇帝ジュリアス・シーザーの命で建設され、紀元前3年に完成したとされています。「全ての道はローマに通ず」という言葉がありますが、ジュリアン橋も、現在のスペインとローマを結ぶローマ時代の重要な幹線道路、ドミティア街道沿いに作られた橋です。
長さ80m、幅6m、最大高さ11mのジュリアン橋は、頻繁に増水することで有名なキャラヴォン川)に架けられました。3つのアーチに支えられたその構造は、エレガントなだけでなく、軽快さと安定を両立させています。
ジュリアン橋は、大規模な修復を経て、1914年には歴史遺産に登録され、2000年以上の時を経て今もなお、美しい姿を保っています。
橋は徒歩で渡ることができ、また川の両岸でピクニックもできます。悠久の年月に想いをはせながら、河岸でゆっくり過ごしてみるのはいかがでしょう。
- 一面に広がる薄紫色のラベンダー畑
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>ゴルド
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 自然・植物
- 投稿日:2017/06/28 17:30
- コメント(0)
一面に広がる薄紫色のラベンダー畑
南仏プロヴァンスといえば、一面に広がる薄紫色のラベンダー畑をイメージする方も多いのではないでしょうか?
ラベンダーの淡い紫色、青い空、周りの緑が織りなす美しい色彩。近くを通るだけで漂ってくるラベンダーの芳しい香り。多くの人をひきつけるラベンダー畑は、初夏のプロヴァンス観光の代名詞と言っても過言ではありません。
高度、品種、その年の天候などによって、開花時期にはラベンダー畑によって違いますが、主な生産地の2017年の見ごろの時期は下記のとおりです。
ヴァランソル高原 6月中旬から2週間程度 (7/10頃から刈入れ)
クラパレード高原 (リュベロン) 6月中旬から2週間程度 (7/6頃から刈入れ)
セナンク修道院 (リュベロン) 7月初旬から3週間程度 (7月末頃から刈入れ)
ソー高原 7月中旬から8月初頭まで (8/10頃から刈入れ)
広大なラベンダー畑の広がるヴァランソル高原、約17キロに渡るラベンダー街道のクラパレード高原、修道院を背景に可憐に咲くセナンクのラベンダー畑、高台の中世の街の眼下に一面に広がるソー高原のラベンダー畑、どこも魅力にあふれた素敵な場所です。
この時期にプロヴァンスを訪れることがあれば、是非ラベンダー畑まで足を伸ばしてみてください!
南仏プロヴァンスといえば、一面に広がる薄紫色のラベンダー畑をイメージする方も多いのではないでしょうか?
ラベンダーの淡い紫色、青い空、周りの緑が織りなす美しい色彩。近くを通るだけで漂ってくるラベンダーの芳しい香り。多くの人をひきつけるラベンダー畑は、初夏のプロヴァンス観光の代名詞と言っても過言ではありません。
高度、品種、その年の天候などによって、開花時期にはラベンダー畑によって違いますが、主な生産地の2017年の見ごろの時期は下記のとおりです。
ヴァランソル高原 6月中旬から2週間程度 (7/10頃から刈入れ)
クラパレード高原 (リュベロン) 6月中旬から2週間程度 (7/6頃から刈入れ)
セナンク修道院 (リュベロン) 7月初旬から3週間程度 (7月末頃から刈入れ)
ソー高原 7月中旬から8月初頭まで (8/10頃から刈入れ)
広大なラベンダー畑の広がるヴァランソル高原、約17キロに渡るラベンダー街道のクラパレード高原、修道院を背景に可憐に咲くセナンクのラベンダー畑、高台の中世の街の眼下に一面に広がるソー高原のラベンダー畑、どこも魅力にあふれた素敵な場所です。
この時期にプロヴァンスを訪れることがあれば、是非ラベンダー畑まで足を伸ばしてみてください!
- おしゃれな村 ルールマラン
-
エリア:
- ヨーロッパ>フランス>ルールマラン
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2017/06/16 09:49
- コメント(0)
田園風景に溶け込むおしゃれな村 ルールマラン
南仏プロヴァンス リュベロンの「フランスで最も美しい村」の中で、最も洗練されたおしゃれな村がルールマラン(Lourmarin)です。
その洗練された雰囲気とは対照的に、村の周囲には、ぶどうやオリーブ、アーモンドの畑などプロヴァンスらしい田舎の風景が広がっています。ルールマランは、村を取り巻く美しい田園風景と、中世からの狭く曲がりくねった古い石造りの街並み、おしゃれなカフェやレストラン、ブティック、ギャラリーなどがうまく溶け合い、地元の人のみならず多くのバカンス客に愛されている村です。
「異邦人」の著者アルベール・カミュもこの土地に魅了され、晩年を過ごしました。
村のはずれのお城は、15世紀から16世紀にかけて建てられました。ルネサンス様式の見事な調度品やらせん階段、暖炉などを見学できます。
小さな村ですが、ルールマランには、ミシュラン2つ星レストランも1軒あり、一流のプロヴァンス料理を味わえます。村のワイナリーで、地元産のワインをあれこれ試飲してみるのもいいかもしれません。
南仏プロヴァンス リュベロンの「フランスで最も美しい村」の中で、最も洗練されたおしゃれな村がルールマラン(Lourmarin)です。
その洗練された雰囲気とは対照的に、村の周囲には、ぶどうやオリーブ、アーモンドの畑などプロヴァンスらしい田舎の風景が広がっています。ルールマランは、村を取り巻く美しい田園風景と、中世からの狭く曲がりくねった古い石造りの街並み、おしゃれなカフェやレストラン、ブティック、ギャラリーなどがうまく溶け合い、地元の人のみならず多くのバカンス客に愛されている村です。
「異邦人」の著者アルベール・カミュもこの土地に魅了され、晩年を過ごしました。
村のはずれのお城は、15世紀から16世紀にかけて建てられました。ルネサンス様式の見事な調度品やらせん階段、暖炉などを見学できます。
小さな村ですが、ルールマランには、ミシュラン2つ星レストランも1軒あり、一流のプロヴァンス料理を味わえます。村のワイナリーで、地元産のワインをあれこれ試飲してみるのもいいかもしれません。
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