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- 天空の城に会いたい! ゴルド
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>ゴルド
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2017/05/02 18:50
- コメント(0)
天空の城に会いたい! ゴルド(Gordes)
南仏プロヴァンス観光と言えば、リュベロン地域(Luberon)を語らない訳にはいきません。
リュベロンはその大部分が自然公園として保護されている山地で、白い岩肌、古く美しい街並み、ぶどう畑やラヴェンダー畑など、プロヴァンスらしい魅力あふれる地域です。

「フランスで最も美しい村」に指定されている小さな可愛らしい村がいくつも集まっています。
リュベロンの中央にあるゴルド(Gordes)は、その代表格。宮崎アニメ「天空の城ラピュタ」のモデルになったとも言われている美しい村です。

南仏に多くある岩山や断崖の上に作られた「鷹ノ巣村」のひとつで、丘の頂上には16世紀の城がそびえ、18世紀の教会、カフェやレストラン、ギャラリーなどが入った石造りの建物が立ち並びます。30分あれば回れてしまう小さな村ですが、どこを切り取っても絵葉書のようです。村からはリュベロンの大パノラマを鑑賞できます。
ゴルド全景の写真ポイントは、南西部から村に向かう車道の脇にあります。D15 ルート・ドゥ・カバイヨン沿い、ゴモー通りとの交差点のすぐ北です。
南仏プロヴァンス観光と言えば、リュベロン地域(Luberon)を語らない訳にはいきません。
リュベロンはその大部分が自然公園として保護されている山地で、白い岩肌、古く美しい街並み、ぶどう畑やラヴェンダー畑など、プロヴァンスらしい魅力あふれる地域です。

「フランスで最も美しい村」に指定されている小さな可愛らしい村がいくつも集まっています。
リュベロンの中央にあるゴルド(Gordes)は、その代表格。宮崎アニメ「天空の城ラピュタ」のモデルになったとも言われている美しい村です。

南仏に多くある岩山や断崖の上に作られた「鷹ノ巣村」のひとつで、丘の頂上には16世紀の城がそびえ、18世紀の教会、カフェやレストラン、ギャラリーなどが入った石造りの建物が立ち並びます。30分あれば回れてしまう小さな村ですが、どこを切り取っても絵葉書のようです。村からはリュベロンの大パノラマを鑑賞できます。
ゴルド全景の写真ポイントは、南西部から村に向かう車道の脇にあります。D15 ルート・ドゥ・カバイヨン沿い、ゴモー通りとの交差点のすぐ北です。

- 旧慈善院の意外な歴史
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2017/04/23 18:23
- コメント(0)
マルセイユ最古のパニエ地区
バラ色の旧慈善院の意外な歴史
旧港の北側、新港ラ・ジョリエット停泊区のすぐ東側に、マルセイユで最も歴史のあるパニエ地区があります。曲がりくねった細い石畳の坂道が続く古い街並みです。
その歴史は紀元前600年頃、ギリシャのフォカイヤ人の入植までさかのぼります。大規模な改修工事を経て、今では画廊や陶芸工房、お洒落なカフェやレストラン、かわいい雑貨屋などが集まる観光スポットです。

パニエ地区の一番の見所は、旧慈善院(または旧施療院)(La Vieille Charité ラ・ヴィエイユ・シャリテ)です。18世紀初頭に貧困層の救済を目的に建築されました。バロック様式の華麗な建造物で、歴史遺産に指定されています。ドームを持つ立派な中央礼拝堂を、3階建ての美しい回廊が囲んでいます。

現在は、2つの博物館および展覧会場になっていて、建物を見学しながら芸術鑑賞も楽しめます。
ローズピンクと白の石壁が青空に映え、美しく華やかな旧慈善院ですが、実は長年、廃墟の状態が続いていました。1940年初頭、建築界の巨匠ル・コルビュジェがその老朽化を指摘しましたが、マルセイユ市が改修工事を完成したのは1986年のことです。1951年に旧慈善院が歴史遺産に登録された時、その荒れ果てた状態は、まるでローマ遺跡のようだった、とマルセイユ地元紙の新聞記者は皮肉そうに語っています。
バラ色の旧慈善院の意外な歴史
旧港の北側、新港ラ・ジョリエット停泊区のすぐ東側に、マルセイユで最も歴史のあるパニエ地区があります。曲がりくねった細い石畳の坂道が続く古い街並みです。
その歴史は紀元前600年頃、ギリシャのフォカイヤ人の入植までさかのぼります。大規模な改修工事を経て、今では画廊や陶芸工房、お洒落なカフェやレストラン、かわいい雑貨屋などが集まる観光スポットです。

パニエ地区の一番の見所は、旧慈善院(または旧施療院)(La Vieille Charité ラ・ヴィエイユ・シャリテ)です。18世紀初頭に貧困層の救済を目的に建築されました。バロック様式の華麗な建造物で、歴史遺産に指定されています。ドームを持つ立派な中央礼拝堂を、3階建ての美しい回廊が囲んでいます。

現在は、2つの博物館および展覧会場になっていて、建物を見学しながら芸術鑑賞も楽しめます。
ローズピンクと白の石壁が青空に映え、美しく華やかな旧慈善院ですが、実は長年、廃墟の状態が続いていました。1940年初頭、建築界の巨匠ル・コルビュジェがその老朽化を指摘しましたが、マルセイユ市が改修工事を完成したのは1986年のことです。1951年に旧慈善院が歴史遺産に登録された時、その荒れ果てた状態は、まるでローマ遺跡のようだった、とマルセイユ地元紙の新聞記者は皮肉そうに語っています。

- サント・マリー・マジョール大聖堂
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2017/04/16 19:35
- コメント(0)
マルセイユ新港に優雅にたたずむパジャマ(?)
サント・マリー・マジョール大聖堂
賑やかなマルセイユ旧港をひとめぐり楽しんだら、北に隣接した新港ラ・ジョリエット停泊区(La Joliette)まで是非足を伸ばしてみてください。
かつては全ての船は旧港に停泊していましたが、1840年代に新港ラ・ジョリエットが大型船の停泊区として開設されました。現在、旧港は小さな観光船やヨット、小型漁船に限られ、貿易船や大型客船は新港ラ・ジョリエットに着岸します。地中海クルーズに旅立つ大型豪華客船を間近で見られることもあります。
ラ・ジョリエットの一番の見所は、港に面して優雅にたたずむ、落ち着いた緑と白のストライプのサント・マリー・マジョール大聖堂(La cathédrale Sainte-Marie-Majeure)です。19世紀後半、経済発展の著しいマルセイユに建築された重要な建造物のひとつで、歴史遺産にも指定されています。(前回ご紹介したノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院や、鉄道駅マルセイユ・サン・シャルル駅(La Gare de Marseille-Saint-Charles)も同時代の建造物です。)
ビザンチン様式を取り入れたこの美しいカトリックの大聖堂は、その立派なファサードも去ることながら、見事な内部装飾も見逃せません。

「ラ・マジョール」(La Major)とも呼ばれるサント・マリー・マジョール大聖堂ですが、実はもうひとつ地元マルセイユっ子がつけたニックネームがあります。「ピジャマ(pyjama」(=パジャマ)です。

たしかに。シマシマ模様がパジャマを連想させますよね。
サント・マリー・マジョール大聖堂
賑やかなマルセイユ旧港をひとめぐり楽しんだら、北に隣接した新港ラ・ジョリエット停泊区(La Joliette)まで是非足を伸ばしてみてください。
かつては全ての船は旧港に停泊していましたが、1840年代に新港ラ・ジョリエットが大型船の停泊区として開設されました。現在、旧港は小さな観光船やヨット、小型漁船に限られ、貿易船や大型客船は新港ラ・ジョリエットに着岸します。地中海クルーズに旅立つ大型豪華客船を間近で見られることもあります。
ラ・ジョリエットの一番の見所は、港に面して優雅にたたずむ、落ち着いた緑と白のストライプのサント・マリー・マジョール大聖堂(La cathédrale Sainte-Marie-Majeure)です。19世紀後半、経済発展の著しいマルセイユに建築された重要な建造物のひとつで、歴史遺産にも指定されています。(前回ご紹介したノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院や、鉄道駅マルセイユ・サン・シャルル駅(La Gare de Marseille-Saint-Charles)も同時代の建造物です。)
ビザンチン様式を取り入れたこの美しいカトリックの大聖堂は、その立派なファサードも去ることながら、見事な内部装飾も見逃せません。

「ラ・マジョール」(La Major)とも呼ばれるサント・マリー・マジョール大聖堂ですが、実はもうひとつ地元マルセイユっ子がつけたニックネームがあります。「ピジャマ(pyjama」(=パジャマ)です。

たしかに。シマシマ模様がパジャマを連想させますよね。
- タグ:
- マルセイユ comojapon

- ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2017/04/11 12:23
- コメント(0)
ミニ列車プチ・トランで会いに行こう!
マルセイユの守護神、ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド
マルセイユ観光の中心地、旧港(Vieux Port)から、車道を走るミニ観光列車、プチ・トラン(Petit Train)が発着しています。
2コースありますが、特におススメなのが、マルセイユのシンボル、ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院まで行くコースです。(Circuit 1 : Notre Dame de la Garde)
ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院(Basilique de Notre-Dame-de-la-Grade)は、旧港の南側の小高い丘の上に建つ、優雅なローマ・ビザンチン様式の聖堂です。(最初の聖堂の建立は13世紀初頭、現在の様になったのは19世紀中頃)
ノートル・ダムとは、直訳すれば「私たちの貴婦人」、つまり聖母マリアのこと。鐘楼の上に立つ高さ10mの黄金色に輝くマリア像は、マルセイユ旧港から航海に出る船乗りたちの安全を見守ってきました。地元マルセイユっ子からは、ラ・ボンヌ・メール(La Bonne Mère)(良き母、優しい母)の愛称で親しまれています。
潮風を頬に受けながら、海岸線ドライブを楽しんだ後、列車は丘の上のノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院で乗客を降ろします。次の迎えの列車が来るまで30分間、寺院の見学ができます。テラスからは地中海とマルセイユの街並みの360度大パノラマを満喫できます。寺院の荘厳で美しい内装も一見の価値ありです。

マルセイユの守護神、ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド
マルセイユ観光の中心地、旧港(Vieux Port)から、車道を走るミニ観光列車、プチ・トラン(Petit Train)が発着しています。
2コースありますが、特におススメなのが、マルセイユのシンボル、ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院まで行くコースです。(Circuit 1 : Notre Dame de la Garde)
ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院(Basilique de Notre-Dame-de-la-Grade)は、旧港の南側の小高い丘の上に建つ、優雅なローマ・ビザンチン様式の聖堂です。(最初の聖堂の建立は13世紀初頭、現在の様になったのは19世紀中頃)
ノートル・ダムとは、直訳すれば「私たちの貴婦人」、つまり聖母マリアのこと。鐘楼の上に立つ高さ10mの黄金色に輝くマリア像は、マルセイユ旧港から航海に出る船乗りたちの安全を見守ってきました。地元マルセイユっ子からは、ラ・ボンヌ・メール(La Bonne Mère)(良き母、優しい母)の愛称で親しまれています。
潮風を頬に受けながら、海岸線ドライブを楽しんだ後、列車は丘の上のノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院で乗客を降ろします。次の迎えの列車が来るまで30分間、寺院の見学ができます。テラスからは地中海とマルセイユの街並みの360度大パノラマを満喫できます。寺院の荘厳で美しい内装も一見の価値ありです。


- マルセイユ (Marseille)、地中海の光あふれる港町
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 クルーズ
- 投稿日:2017/03/30 16:30
- コメント(0)

エクス=アン=プロヴァンスの南35キロ、地中海に面して、人口80万人、フランス第二の都市、マルセイユ(Marseille)があります。年間300日が晴天。青い空と地中海に囲まれた光まばゆい港街です。
マルセイユは、フランスの中で最も歴史が古く、紀元前600年にギリシアのフォカイア人が植民都市マッサリアとして開拓したのが起源です。地中海交易において重要な役割を果たし、商業都市として発展してきました。フランスおよび地中海で最大の貿易港です。
リュック・ベッソン監督の映画「タクシー」("Taxi")シリーズの舞台にもなりました。
マルセイユ観光の中心は、活気あふれる旧港(Vieux Port) 。観光船や小さな釣り船、ヨットなどが停泊し、眺めのよいカフェや名物ブイヤベース(bouillabaisse)やシーフードを食べられるレストランが並んでいます。
小説「巌窟王」(Monte Cristo) でモンテ・クリスト伯が投獄されていた牢獄のある小さな島、イフ島行きのフェリーも発着しています。
近年では、マルセイユは2013年の「ヨーロッパ文化首都」に選ばれ、4万m2の巨大ミュージアム「欧州地中海文明博物館(MuCEM)」をはじめ、数々の文化的施設が誕生し、注目を集めています。
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