ポリスステーションで

ナショナルヒーローズディも終わった、昨日ワークパーミット（労働許可書）を延長のために、ポリスレコードの申請（フィンガープリント（指紋）をとりに）に行った。
今までは、何箇所か指紋をとれる警察署があったのだが、最近、ＴＡＸオフィスで１０００ｊａ（約１０００円）を支払い、レシートを持ってモンテゴベイの空港近くにあるサミットというところのみでの受付になった。

先週、確認のため警察署に行ったら、受付は火曜ー木曜の８：３０ａｍから５：００ａｍまでと、いわれ、警察官に該当の日の８：００ａｍにくればいいといわれた。
同僚のドライバーにその話をしたら、知り合いは６：００ａｍから行ったと言っていたぞといわれたが、あら？そうなの？と軽く対応。
そして、昨日１０：１５ａｍに警察に到着。すでに３０人近い人がいすに座って待っていた。それから、待つこと７時間！！！！
私の順番（５１番だった）が来たのは５：４０ｐｍ。
なんと７時間以上。なんだかねええ。私の一日が終わってしまった。

以前は、手にスタンプのようなインクをつけて、手作業のフィンガープリントだった（だから、どのポリスステーションでも出来たのねえ）
が、最近はコンピュータータイプのものが導入され、これがなんとモベイには１台しかない。
正確には８：３０ａｍから受付が始まり、周りの人の情報によれば９：１５ａｍからひとり目のフィンガープリントが始まるらしい。
なので、かなりの人が８：３０ａｍからの受付前、６：００ａｍには、順番待ちで来ているらしい。

１０：１５ａｍに到着しても、誰からもなんの案内もないので、先に来て座っている人に私はどうしたらいいの？と聞くと、そのうち係員がフォームを持ってやってくるから
それを待つようにといわれる。まず最初に待つこと３０分。同じ時間帯に到着した５人で、フォームの書き方の説明を聞いて、番号札（ダンボールを切った手書きの札だった）をもらう。（５１番のわたし）
その時点でフィンガープリントをやっている人のナンバー９番。
一緒に説明を受けたグループで、このままどうする？といういいながら、みんなだらだら座って待つ。このまま帰って出直しも、明日また並ぶことになるからという話を耳にする。
待合場所の部屋の下がレストランでだんだんいい匂いが漂ってくる。
ときどき、気分転換に出かけていく人もいるけどほとんどの人が座って待っている。私もずーと座っていた。これは一度立つと座るいすがなくなるからという理由だったのだけど。

日本ではどうか、わからないけどこーいう人が多い場所にいると、必ず世間話や討論が始まるジャマイカ。３時間くらい経過して（１：３０くらい）でもまだ２０番台。誰かが、オチまで行って帰ってこれるとか、キングストンではもう少しスムーズで早いとか、いろんな話がとびかう。

そして、ようやく４時くらいになると、急に順番待ちの流れが早くなってきた。そう、係員もなるべく早く仕事を終えて帰りたい・・・というのが
全員の意見。

８：３０ａｍから５：００ｐｍまでの受付といっていたが、本当は３：３０ｐｍまでの受付らしい。
ということは、３：３０ｐｍぎりぎりに行ったほうが、待ち時間は少ないのではないか？と思った私。
ようやく、５時過ぎから同じチーム（なぜか、すごい連帯感が生まれていた）の人のフィンガープリントがはじまる。

ようやく、私の順番。
やってくれる人は、大層感じのいい女性で、どこにいえば、モベイにあと数台のこのコンピューターをいれてもらえるの？と
聞いたら、キングストンの警察だといわれた。
そして、係員からぜひ、提案してくれとまでいわれた。フィンガープリントそのものにかかる時間は１０分弱。このために今日は７時間も待った・・・。
なんか、すぎてしまえば非常にジャマイカらしい日だった。

こんなに、待たすのであれば予約制にするとか、いろいろ対策はあると思うのだが・・・。
周りの人に、日本はまさかこんなことないよね？とあらためて聞かれた。
ない！。の一言。
本当にジャマイカのお役所関係は、こんな感じが多い。