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エリア:
- 北米 > アメリカ東部 > キーウエスト
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テーマ:
- 観光地
- / 街中・建物・景色
- / ビーチ・島
みなさんはフロリダというと何を思い浮かべるでしょう?
フロリダオレンジ?マイアミ?ディズニーランド? 実はもっといろんな顔を持つフロリダを今回はレポートします。
ちなみに最初はキーウエストから。旅は最南端の島からだんだん北上していきます。
さて、まずキーウエストという名前なのですが、キーというのは実は『島』という意味からきているそうで、キーウエストというのは西に位置する島という意味。キーウエストに到達するまでに、いろんな『キー』を過ぎていきます。
キーウエストに車で到達するにはまずそれら小さなキーをつなぐ橋を行きます。セブンマイルスブリッジというこの橋は途中眺めが良くても、小さなキーに上陸したときに右折左折しない限りは止まってはいけません。観光客のよそ見運転が多いのか、橋での事故が多いらしく、私たちが訪れたときにも長時間事故の処理でしまっていました。
といってもよそ見してしまうのも仕方がないくらいに左も右も真っ青な空と真っ青な海が広がり、ブラウンペリカンが上空を飛び、マングローブの森やキーライムのナーセリーなど、植物の緑も目に鮮やかです。
といっても7マイルもあるこの風景は延々と続くので、一体いつまで続くのか?と思い始めたころにやっとキーウエストの町の中に入っていきます。
まずキーウエストに到着して最初に耳にするのは鶏の声です。
実にこの町、いたるところに鶏が放し飼いで(いえ、かっているのか、野生なのかがよくわかりませんが…)私たちが宿泊したホテルでも早朝から時の声を告げる鶏の声が聞こえました。
スーパーマーケットの駐車場でも海鳥たちに交じって鶏の親子が…。
写真はメスと子供たちだけですが、実はそばに立派なトサカをつけたオスもいて、家族で歩いておりました。
夜のキーウエスト中心部にもでかけてみましたら、おみやげに実に鶏の置物が多いことを発見。どうやら町の人びとも鶏への意識が強いようです。
キーウエストはへミングウエイが愛した場所。『老人と海』を書いた場所としても有名ですが、つまりは海に囲まれて、様々な魚介類を食するのに適した街です。中でもconch(英語ではコンチ、日本語ではコンク)と呼ばれる30センチにもなる大型の貝がとれることでも有名で、キーウエストのシーフードレストランではコンク貝のフリッターが必ずメニューの中に登場します。
私たちも海沿いのレストランを訪れ、コンチを注文してみました。
コンク貝自体は細かく刻んであり、周りはフリッターの生地。ガーリックなどもきいていて、なかなか美味でありました。見た目もおいしそうでしょう?
その他、食べもので有名なのはキーライムパイ。いくつかの有名なお店がある内の1件をおとずれました。
お店の色もキーライム色に塗られています。
このお店のキーライムパイは数年前まではナンバー1だったのですが、最近は別のキーライムパイファクトリーにその場を奪われているとのこと。何がどう違うのでしょうね?
とりあえずお味はキーライムの酸っぱさをそのまま残した甘酸っぱいケーキ。たぶん日本人にとっては、酸っぱ甘いケーキというのはあまり経験がないので、最初の印象は微妙なものかもしれません。。ただこのお店、キーライムづくしのお店で、キーライムでつくったジェリービーンズ、キャンディーなどもぎっしり棚を埋め尽くしていました。お土産には最適なのでは?
ヘミングウエイハウスは思いの他に豪華で大きな邸宅で、観光客がおしかけ、周囲に駐車場があってもほとんどが駐車できない状態か、もしくは遠くの駐車場まで高いお金をはらって駐車しにいかなければいけない状況だったので、あきらめて、隣の灯台博物館にいきました。ここは駐車場もあれば、人も少なくて木陰もある…つまり、行くのにはちょうどよかったわけです。
細いらせん階段をのぼって見渡すキーウエストの景色はすがすがしく、ヘミングウエイハウスの混雑状況も見渡しつつ、のぼってよかったなあと思ったのでした。
翌日はキーウエストで一番人気があるという(?)バタフライガーデンにたちよりました。温室にはモルフォチョウなど、色鮮やかな蝶がまるで手に触れんばかりの葉や花の蜜をすいながらあちこちを飛び交っています。蝶に興味がなくとも、きっとどなたでも楽しむことのできる場所でしょう。お土産やさんも蝶をメインにきらびやかでなんだかついついいろいろ買ってみたくなるようなものをおいてあります。
キーウエストの一番の問題は、観光客にあふれてたくさんの車が押し掛けている場所にも関わらず、駐車場は高額で、無料の駐車スペースなどはほぼないに等しい状況だったということ。
いろいろ立ち寄りたくとも、車を止める場所がなければ気軽に行くことも不可能です。
そういった意味では、観光地のこのキーウエストに、少々うんざりする部分もありました。この場所には車以外でいくことが不可能なのに、その対応策が全く取れていないのが問題であります。
でも隣はキューバのこのアメリカ最南端の地は、ボブマーレイのTシャツを売るなど、なんだかメキシコやキューバの色合いも濃く、夜はお酒とともにいろんなライブミュージックを演奏する店であふれ、そんなお店が好きな人にもぜひ一度は訪れてみたい、ちょっと濃いアメリカを垣間見える場所でもあるのでした。
次は最南端のキーウエストから北上し、世界遺産、国立公園のエバーグレーズをレポートします。
フロリダオレンジ?マイアミ?ディズニーランド? 実はもっといろんな顔を持つフロリダを今回はレポートします。
ちなみに最初はキーウエストから。旅は最南端の島からだんだん北上していきます。
さて、まずキーウエストという名前なのですが、キーというのは実は『島』という意味からきているそうで、キーウエストというのは西に位置する島という意味。キーウエストに到達するまでに、いろんな『キー』を過ぎていきます。
キーウエストに車で到達するにはまずそれら小さなキーをつなぐ橋を行きます。セブンマイルスブリッジというこの橋は途中眺めが良くても、小さなキーに上陸したときに右折左折しない限りは止まってはいけません。観光客のよそ見運転が多いのか、橋での事故が多いらしく、私たちが訪れたときにも長時間事故の処理でしまっていました。
といってもよそ見してしまうのも仕方がないくらいに左も右も真っ青な空と真っ青な海が広がり、ブラウンペリカンが上空を飛び、マングローブの森やキーライムのナーセリーなど、植物の緑も目に鮮やかです。
といっても7マイルもあるこの風景は延々と続くので、一体いつまで続くのか?と思い始めたころにやっとキーウエストの町の中に入っていきます。
まずキーウエストに到着して最初に耳にするのは鶏の声です。
実にこの町、いたるところに鶏が放し飼いで(いえ、かっているのか、野生なのかがよくわかりませんが…)私たちが宿泊したホテルでも早朝から時の声を告げる鶏の声が聞こえました。
スーパーマーケットの駐車場でも海鳥たちに交じって鶏の親子が…。
写真はメスと子供たちだけですが、実はそばに立派なトサカをつけたオスもいて、家族で歩いておりました。
夜のキーウエスト中心部にもでかけてみましたら、おみやげに実に鶏の置物が多いことを発見。どうやら町の人びとも鶏への意識が強いようです。
キーウエストはへミングウエイが愛した場所。『老人と海』を書いた場所としても有名ですが、つまりは海に囲まれて、様々な魚介類を食するのに適した街です。中でもconch(英語ではコンチ、日本語ではコンク)と呼ばれる30センチにもなる大型の貝がとれることでも有名で、キーウエストのシーフードレストランではコンク貝のフリッターが必ずメニューの中に登場します。
私たちも海沿いのレストランを訪れ、コンチを注文してみました。
コンク貝自体は細かく刻んであり、周りはフリッターの生地。ガーリックなどもきいていて、なかなか美味でありました。見た目もおいしそうでしょう?
その他、食べもので有名なのはキーライムパイ。いくつかの有名なお店がある内の1件をおとずれました。
お店の色もキーライム色に塗られています。
このお店のキーライムパイは数年前まではナンバー1だったのですが、最近は別のキーライムパイファクトリーにその場を奪われているとのこと。何がどう違うのでしょうね?
とりあえずお味はキーライムの酸っぱさをそのまま残した甘酸っぱいケーキ。たぶん日本人にとっては、酸っぱ甘いケーキというのはあまり経験がないので、最初の印象は微妙なものかもしれません。。ただこのお店、キーライムづくしのお店で、キーライムでつくったジェリービーンズ、キャンディーなどもぎっしり棚を埋め尽くしていました。お土産には最適なのでは?
ヘミングウエイハウスは思いの他に豪華で大きな邸宅で、観光客がおしかけ、周囲に駐車場があってもほとんどが駐車できない状態か、もしくは遠くの駐車場まで高いお金をはらって駐車しにいかなければいけない状況だったので、あきらめて、隣の灯台博物館にいきました。ここは駐車場もあれば、人も少なくて木陰もある…つまり、行くのにはちょうどよかったわけです。
細いらせん階段をのぼって見渡すキーウエストの景色はすがすがしく、ヘミングウエイハウスの混雑状況も見渡しつつ、のぼってよかったなあと思ったのでした。
翌日はキーウエストで一番人気があるという(?)バタフライガーデンにたちよりました。温室にはモルフォチョウなど、色鮮やかな蝶がまるで手に触れんばかりの葉や花の蜜をすいながらあちこちを飛び交っています。蝶に興味がなくとも、きっとどなたでも楽しむことのできる場所でしょう。お土産やさんも蝶をメインにきらびやかでなんだかついついいろいろ買ってみたくなるようなものをおいてあります。
キーウエストの一番の問題は、観光客にあふれてたくさんの車が押し掛けている場所にも関わらず、駐車場は高額で、無料の駐車スペースなどはほぼないに等しい状況だったということ。
いろいろ立ち寄りたくとも、車を止める場所がなければ気軽に行くことも不可能です。
そういった意味では、観光地のこのキーウエストに、少々うんざりする部分もありました。この場所には車以外でいくことが不可能なのに、その対応策が全く取れていないのが問題であります。
でも隣はキューバのこのアメリカ最南端の地は、ボブマーレイのTシャツを売るなど、なんだかメキシコやキューバの色合いも濃く、夜はお酒とともにいろんなライブミュージックを演奏する店であふれ、そんなお店が好きな人にもぜひ一度は訪れてみたい、ちょっと濃いアメリカを垣間見える場所でもあるのでした。
次は最南端のキーウエストから北上し、世界遺産、国立公園のエバーグレーズをレポートします。