アムステルダム中央駅の「東京駅のような赤れんがの駅舎」にあった一等旅客用の貴賓室が、レストラン&グランドカフェとして蘇りました。高い天井と見事な内装は、その昔の贅沢な鉄道旅行の歴史を思い起こさせてくれます。
お店へは1番線ホームを通って入るようになっています。本来は改札内に当たる場所にあるのですが、中央駅は常に改札ゲートが開けてあるので、そのまま構わず中へと入りましょう。
カフェの人気メニューとしては、各種のサンドイッチ(Broodjes)があります。それほど待たずに簡単に食べられますから、駅での食事として人気があるのでしょう。質の良い食材を使っていますから、場所代こみでの値段は街のお店よりやや高めですす。
グランドカフェでは朝食から夜遅めのサパーまでどんな時間でも食事ができます。また、ドリンクを飲むだけなら隣にあるバーへ、さらに本格的な食事ならレストランへどうぞ。どちらも歴史的な建築の内装は存分に楽しめます。ドイツやフランスへの国際列車に乗り込み前に、あるいは帰国便に乗る空港に向かう前にこういう場所でアムステルダムでの旅の思い出を整理してはどうでしょうか。
窓越しに列車が行き交う姿をぼんやり眺めていると、「どうして日本の駅にはこういう素敵な場所がないのだろう」と悲しく思ってしまいます。
Grand Cafe-Restaurant 1e klas ファーストクラス
伊藤 雅雄
(フリージャーナリスト)
駅の一等旅客用貴賓室がレストランに変身。列車を眺めながらお食事を。
- 投稿日2015/03/23
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ジャンル多国籍料理 ファーストフード
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エリアアムステルダム
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住所
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電話番号+31-20-6250131
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営業時間8:30-22:00
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予算6~26ユーロ
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公式サイト
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