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アテネ (ギリシャ) ショッピングの現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

Kolonaki (Xenocratous Street) ライキ(朝市)コロナキ・クセノクラトス通り

長田 幸廣 (翻訳家、マーケットリサーチャー)

威勢のいい売り声と色とりどりのフルーツで賑わうアテネの朝市

  • いろいろ買えておすすめ
  • 地元っ子に人気

アテネ市内では、毎週 “ライキ”と呼ばれる朝市が立ちます。この朝市は曜日ごとに移動するのですが、市中心部では唯一、リカビトスの丘の登り口にあるクセノクラトス通りで、金曜日の午前7時からやっています。

産地直送の新鮮な野菜や果物、食用オリーブ、ハチミツ、ハーブのほか、各種生活雑貨や衣料品などの店が軒を連ね、威勢のいい売り声が響いて、冷やかしで歩くだけでもワクワクします。

お奨めは何といっても四季折々の果物。春先のイチゴ、初夏のブラックベリー、夏場の桃やブドウ、トロトロに熟れた秋の柿、冬場のオレンジとタンジェリン。日本と比べて日照時間が圧倒的に長いので、完熟したフルーツの甘さに驚かれることでしょう。

表示価格はすべて1kgの値段。フルーツは袋をもらって好みものを選ぶことができますが、目方で注文する場合は1kg 「エナキロ」、500g 「ミソキロ」、250g 「エナテタルト」と言ってください。

ライキのハチミツも普通に美味しいですが、これといった特徴のない量販品です。食用オリーブはブラックとグリーンのほか、”スルベ”(皴のあるタイプ)や“アナラト”(無塩タイプ)があります。

通りの一番外れに、路上でスブラキを焼いているフードワゴン。炭火で焼きながら塩とオレガノ、レモン汁を振りかけるワイルドな調理法ですが、ときどき無性にこのスブラキが食べたくなることが。クセになる庶民の味です。メニューはポーク1種類のみで1串1ユーロ。バケットのスライスが何個か付いてくるので、これを3串ほど買って歩きながら頬張れば、手軽で格安のランチになります。

ライキは元々安いですが、午後2時を回ると「これ全部で2ユーロ」などと投げ売りを始める店もあります。もちろん、現金のみでクレジットカードは使えません。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。