市役所などがあるサン・ジャウマ広場から出る小道にあるレストラン。ゴシック地区のなかでも8、9世紀から1492年に当時の政府により追放されるまでユダヤ人が住んでいた地区で、光と影のコントラストがフォトジェニックな場所にあります。
レストランのある建物は1900年のもので、画家のアトリエだったそう。建物内は当時のまま石造りで、昔の建築物ならではのアーチが残っています。また2階にはユダヤ人が住んでいた時代からある壁も残っています。レストランがまるで考古博物館のような雰囲気です。
料理は旬の食材を使った地中海料理。季節によって料理のメニューは変わるものも多いですが、肉料理やシーフードなど一部は全く変わらず常にある料理もあります。
おすすめはSuquet(スケット)(27.30ユーロ)。バルセロナ版のブイヤベース。大きなアンコウと、海老、アカザエビ、ムール貝、アサリなどを煮たもの。塩味が薄く、家庭的な味です。アンコウがかなり大きいので、もう1品前菜をオーダーするならサラダなど軽めのものをオーダーしたほうがいいと思います。デザートは4、5種揃っています。おすすめは、Browny(ブラウニー)(5.70ユーロ)。ヘーゼルナッツ入りのブラウニーに、チョコアイスがのっています。かなり濃厚で量も多いので、これもできればシェアして食べたほうがいいかも。平日は15.95ユーロのランチメニューもあります。2皿とデザート、ドリンク付き。料理は3品から選べます。ゴシック地区の散策と合わせて訪れてみてください。
El pintor エル・ピントール
秦 真紀子
(ライター)
1900年の画家のアトリエを改築した趣のあるレストラン
- 投稿日2017/06/21
2016/06訪問
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ジャンルスペイン料理
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エリアゴシック地区
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住所
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電話番号+34-933-014065
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営業時間13:00-16:30、19:00-23:00
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定休日無休
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予算21~40ユーロ
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公式サイト
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