観光とショッピングどちらも楽しめるバルセロナのメイン通り、パセジ・デ・グラシア通り。地下鉄ディアゴナル駅とカタルーニャ駅を繋ぐ直線の通りです。ディアゴナル駅から通りを下るかカタルーニャ駅から上るといいでしょう。
ディアゴナル通りから下る場合、まず目に入るのはカサ・ミラ。ユネスコの世界遺産に登録されているアントニ・ガウディの建築物のひとつ。波打つような外壁と兵士の兜のような煙突や換気口がインパクトのある集合住宅です。
グッチ、シャネル、ルイ・ヴィトンなどの高級ブティックが連なる中、さらに下って通りを渡ると、さらなる世界遺産が。アントニ・ガウディのカサ・バトリョです。大窓と手すりの形から骨の家とも呼ばれています。破砕タイルやガラスが張り付けられたかわいらしい外観。
そのカサ・バトリョの隣にあるカサ・アマトリェーもまた見応えのある建築物。ジョセップ・プッジ・カダファルクという有名建築家が設計しました。フランダース風の三角屋根のモデルニスモ建築です。
そしてさらに、その先にあるカサ・リェオ・モレナも見逃せません!1階にはスペインブランド「ロエベ」が入っています。この建築物は、世界遺産に指定されているカタルーニャ音楽堂、サン・パウ病院と同様に、建築家リュイス・ドメネク・イ・モンタネールの作品です。
パセジ・デ・グラシア通りは、高級ブティックだけでなく、H&M、サラ、マンゴーなどカジュアルなファッションショップも並んでいて、幅広い好みの方に対応しています。観光やショッピングの合間に一息つけるバルやレストランもいっぱい。そして何より、歩いているだけで気分が上がる素敵な通りです。
Passeig de Gracia グラシア通り
世界遺産にブランドショップ、バルセロナ一華やかな通り
- 投稿日2017/10/12
観光初日に歩きたいバルセロナの目抜き通り
- 投稿日2017/10/12
ショッピングと観光が一度にできるバルセロナの目抜き通り。
19世紀に区画整理され、碁盤の目となったアシャンプラ地区を東西に分けるこの通りは、地元っ子で賑わうグラシア地区から、街の中心であるカタルーニャ広場まで伸びます。
スペインを代表するロエベ、トウス、リヤドロ、カンペールや、世界を代表するエルメス、ルイ・ヴィトン、グッチ、シャネルなどの高級ブランドのほか、ZARA、ZARA HOME、H&M、ベルシュカ、ストラディバリウスといったカジュアルブランドまでがずらりと並びます。
また、ガウディの建築で有名なカサ・ミラやカサ・バトリョがあるのもこの通りです。
注目したいのは、景観に溶け込んでいる歩道の敷石と街灯。どちらもガウディの作品です。
六角形の敷石に施された、吸い込まれそうな渦巻と植物をモチーフにした装飾は実に見事で、道行く人の足を止めます。
街灯はベンチと一体化しており、その曲線やモザイク状に敷き詰められたタイルにガウディらしさが窺えます。もちろんこの作品に腰を掛けることもできます。
通りは北から南にかけて緩やかな下り坂となっているため、北側にある地下鉄Diagonal(ディアゴナル)駅からゆっくりと南下するのがおすすめ。
立ち止まらなければ、徒歩約15分でカタルーニャ広場に到着します。
バルセロナに到着したら、まずこの通りを散歩しながら街の雰囲気を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
ちょっと一休みしたいときに、気軽に入れるマクドナルドがあるのもうれしい。
日曜、祝日は多くのお店が閉まりますのでご注意ください。
中高級ホテルもこの通りに多く点在します。
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ジャンルその他の観光地
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エリアアシャンプラ
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住所
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アクセス地下鉄2、3、4号線Passeig de Gracia駅 いずれの出口からも徒歩2分
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
グラシア通り周辺のおすすめ観光スポット
- カサ バトリョ
- カサ・ミラ
- パラウ・デ・ラ・ムシカ (カタルーニャ音楽堂)
- サンタ・エウラリア大聖堂 (カテドラル)
- サグラダ ファミリア
- バルセロナ市歴史博物館
- リセウ大劇場
- ランブラス通り
- ピカソ美術館
- グエル邸