ベルリン中心部のアレクサンダープラッツ駅では、東口西口ともにクリスマスマーケットが開催されています。
まずは西口のご紹介。こちらのメインは大きな観覧車です。普段から設置されているのものではなく、この時期だけの特別なもの。回るスピードは日本のものより早いのですがその分5周ほど乗り続けていられます。目の前は赤い壁面で有名なベルリン市庁舎。マーケットの中央部はドーナツ状のスケートリンクになっています。前持った準備はいらず、スケート靴を借りるだけですぐに滑り出すことができます。
ここでの屋台は全て山小屋風に統一されていて、傍から見ているととてもかわいらしいです。こんな雰囲気の中で飲むグリューヴァイン(Gluehwein)というホットワインもまた格別。グラスのデポジット込みで6ユーロほどで楽しめます。またグラスは返却するとお金が戻ってきますし、そのまま持ち帰ってお土産にしても構いません。すぐ横にたっているテレビ塔やスケートを楽しんでいる子供たちを眺めながらいい夜をお過ごしください。
東口ではまた違った雰囲気のクリスマスマーケットを楽しむことができます。メインは先に風車のついた木造の塔。ホットワイン屋台を兼ねていて内部に入ることもできます。こちらでも小ぶりですがスケートリンクが設置されています。近くに建っているデパートでは壁面を利用してプロジェクションマッピングも実施されていて、男の子やサンタクロース、猫などが所狭しと飛び回っています。
いずれのマーケットも駅前で開催されているので、ベルリンの中では一番アクセスしやすいクリスマスマーケットです。
ベルリン中央駅から都市近郊電車S5もしくはS7番に乗車し、アレクサンダープラッツ駅(Alexanderplatz)にて下車。通常営業は12月27日まで。午後10時までオープン。
Alexander Platz アレクサンダー広場
駅目の前で、すぐに行けるクリスマスマーケット
- 投稿日2015/12/02
- 更新日2015/12/04
共産党時代のなごりが残るベルリンで最も活気のある広場
- 投稿日2015/03/23
交通のハブとなっているアレクサンダー広場Alexanderplatzは、ベルリンっ子が常に集まる活気あふれる広場です。
1805年ロシア皇帝アレクサンドル1世がベルリンを訪れたことを祝して名づけられました。
冷戦時代は東ドイツの中心地であり、現在も共産主義時代のなごりの残る建物が周囲に広がります。スパイ映画ボーンシリーズでもロケに使われました。
現在では、再開発で共産主義時代の建物が取り壊され続々とホテル、ショッピングセンターが作られ新しい街に生まれ変わっています。
ショッピングでは、2007年オープンのデパート「アレクサ(Alexa)」がお勧め。
H&MやZaraなどカジュアルなアパレルブランドが主で、他スーパーやドラッグストアなど何でもあります。またドイツのファインコストが揃うグルメワールドがお向かいのデパート「ギャレリア カウフホフ(Galeria Kaufhof)」の地階にあります。
またアレクサンダー広場といえば、ベルリンのランドマークテレビ塔。
368mとヨーロッパ有数の高さでベルリンのどこからでも見渡せます。
球体には展望台と回転レストランがあり観光客に人気のスポットです。
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