Yin tan jing tang jiu lou(wang xin shang ye zhong xin dian) 銀灘金湯酒楼（望馨商業中心店） インタンジンタァンジョウロー

体調が優れなかったり気持ちが落ち込んだりした時に、ガイドが無性に食べたくなるのがこのお鍋。食べるとほっとして元気が湧いてくる、癒しと活力の素です。

四川出身女性オーナー特製のスープで、海鮮やお肉、キノコ、各種野菜をいただきます。スープはぜひアワビのエキスがしみだした「鲍汁滋补锅（バオジーズーブーグオ）」（78元）を！具を入れる前に、まずはスープだけをいただきます。

そこから先は頼んだ具材をいただきます。でも慌てないで。ここのお鍋は店員さんにお任せする方式。海鮮、キノコ、お肉、野菜、主食の順にタイミングよく給仕してくれます。

ガイドのおススメは、アワビ「台鲍（タイバオ）」（26元）。肉厚でムチムチした心地よい歯触り。海の滋養が口中に広がります。

キノコは、「松茸菌（ソンロンジュン）」（88元）や、キノコの女王と呼ばれるキヌガサタケ「竹荪（ジュースン）」（58元）で、ちょっと贅沢もいいかもしれません。

肉団子系も充実。中でもイカとシナクログワイの「魔芋马蹄丸（モーユィマーティーワン）」（小：26元）と豚肉とレンコンの「猪肉莲藕丸（ジューロウリェンオウワン）」（小：21元）は、異なる歯触りの妙が楽しめます。

野菜では、四川野菜のエンドウマメの葉「豆苗（ドウミァオ）」（28元）と「棒菜心（バンツァイシン）」（28元）が変わっていて面白いかも。特に「棒菜心」はほかではめったにお目にかかれない野菜で、カブとダイコンとハクサイを合わせたような味。よく煮ると甘味が出ておいしいですよ。

シメには麺や餃子のほか、ワンタン「馄饨（フントゥン）」（28元）もあります。お腹いっぱいなのにつるりつるりと食べられて、いつの間にか完食してしまいます。

席は一部を除いて個室ですが、特別な料金はかかりません。中国アンティーク風の調度品を配した落ち着いた雰囲気で、ちょっと贅沢に、ゆったりと鍋を楽しみたい時にぜひどうぞ。