天安門から片道5車線の長安街を越えたところにある、ひたすら広い広場。
世界で一番広い広場であり、まさに「広場」という漢字を地で行っている。
中央には人民英雄記念碑、北は天安門、東は国家博物館、西は人民大会堂、南は毛沢東の遺体が保存されている毛主席記念堂というそれぞれの建物に囲まれている、北京の中心地。
この場所に立つと感じるのは、中国の広さと土地の使い方の贅沢さ加減だろう。日本の都心ではこのような土地の使い方を出来ないし、またこのような場所が存在しないため、特に天安門広場を広いと感じる人は多いのではないだろうか。
夜になると人民大会堂などの周辺の建物がライトアップされて美しい景観となる。やはりここも空気がきれいな青空のときに訪れたい。
入場料などは特になく、地下鉄「天安門東」駅を降りるとすぐにたどり着くことが出来る。
Tiananmen Square (Tiananmen Guangchang), Beijing, China Shadow 天安門広場 ティエンアンメングァンチャ
中国の広さを感じる世界一の広場
- 投稿日2015/10/09
ここはまさにザ 中国!世界一大きな広場で、中国の象徴とも言えるところ
- 投稿日2015/03/23
中国のことはあまり知らなくても天安門広場のことを知らない人はいないのではないでしょうか?そう、ここはあまりにも有名な天安門広場です。
ここは古くは明の永楽帝の時代に建てられ、それ以来紫禁城こと故宮の南門として栄えてきました。最もここまで有名になったのは毛沢東がこの城楼から建国宣言を行ったことがきっかけでした。それ以来、この場所を中心にして西に人民大会堂、東に国家博物館、中央に毛沢東記念館が建てられ、さらに国の中枢的な役割を果たすようになります。そのため多くの事件の舞台となってきました。
当初、ここに入るには何ら必要なものはなく、チェックもありませんでした。しかし相次ぐ抗議デモやテロにより現在では厳重なチェックが実施されるようになりました。一時期はパスポートが必要なこともありましたが、現在はなくなっているようです。
それでは早速入ってみましょう。おすすめは前門からの入場、ここから入ると故宮までまっすぐ向かうことができるからです(地下鉄2号線に乗って前門で下車)。
荷物チェックの場所があるので、荷物を持っている人はそちらへ並びましょう。荷物がない人もボディーチェックがあるので荷物なしの列に並びます。それが終わると後は自由、写真を撮らないなどのおじ様方が声かけてきます。煩わしいので気にせず進みましょう。
中は広々としており、ただ目の前に毛沢東記念堂があり、その分少し小さく見えるかもしれません。
毛沢東記念堂には毛沢東の遺体が安置されており、中に入るにはかなりの長い列に並ぶことになるでしょう(午前中のみ)。また更に厳重なボディーチェックが行われ、ここではパスポートが必要になり、手続きをして入っていきます。中は厳かな雰囲気で私語と撮影が禁止されていますが、やはり毛沢東を一目見たいところです。
とまあいいましたが、でもあまり興味のない人はやっぱり世界最大の広場を満喫するのがおすすめです。毎朝には国旗の掲揚の儀式も行われています。朝が苦手ならば夜に国旗を下ろす方に行くのがおすすめです。かなり壮大ですが、何かのイベントの日に行くと大変なことに。人だらけでうんざり。ただし晴れ上がった日や雪の日に訪れるととっても楽しいです。人の少ない平日やイベントがない日を狙っていくといいでしょう。
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ジャンルその他の観光地
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エリア東城
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住所
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アクセス地下鉄1号線、天安門西駅(天安門西站/Tian'anmen West Station)又は天安門東駅(天安門東站/Tian'anmen East Station)下車。
駅から徒歩1分。地下鉄運賃は3元~6元(32Km以上は20Km増加毎に1元加算)。 -
営業時間5:00-22:00
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定休日特別なイベントがない場合に限りなし
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