タイ王室専用の格式高い寺院。広い敷地にきらびやかな仏塔が点在。
1872年、ラマ1世がバンコクに遷都した際に作られた王室専用の寺院。
さすが通称エメラルド寺院といわれるだけあり、日本の寺院にはみられない何とも豪華絢爛で
まぶしすぎるほどのオーラを放っています。王宮と隣接していることからも、寺院の価値が分かります。
年中オープンはしていますが、本堂の仏像は年2回の衣替え日をはじめ、
年に何度かクローズしますので、でかける前に確認しましょう。
タイ人の間からも強く信仰される名寺院、パワースポットとしても知られており、日々参拝客が途絶えません。
寺院内のエメラルド仏像をはじめ、守り神(鬼)のヤック、猿の神様ハヌマーンなどの像は
名脇役としてナイスなキャラクターです。
タイ人は無料ですが、外国人は入場料500バーツとタイの物価から考えると高めに感じます。
ワット・アルン暁の寺が50バーツなので、10倍となりますが、見ごたえもありますし、
タイを代表する由緒ある寺院という事で、我々日本人には価値にあった値段と感じます。
「服装チェック」があり、ショートパンツやミニスカート、タンクトップなど、
露出度の高い服装では入場できませんので、ご注意を。
パンフレットは日本語版があるので、地図代わりとしてももらっておくと便利です。
交通の便が悪く、BTS、地下鉄の最寄り駅はありませんので、タクシーやトゥクトゥクを利用しましょう。
市内中心部から約20分程度です。
Wat Phra Kaew(Temple of the Emerald Buddha) ワット・プラケオ(エメラルド寺院)
タイを代表する伝統的寺院。豪華絢爛なオーラに圧倒されたい
- 投稿日2014/03/31
タイ人の心のよりどころ。神聖な気持ちで訪れたい、タイ観光の要
- 投稿日2014/03/31
- 更新日2019/05/08
タイを訪れたら絶対に外せない観光スポットといえば「エメラルド寺院(ワットプラケオ)」。
霊験あらたかな仏像が安置されているため、観光客だけでなく多くのタイ人も訪れています。
また、王宮も併設されていることもあり、ワットプラケオはタイ人にとっては、王室のさまざまな儀式が
執り行われる非常に重要かつ神聖な場所。そして心のよりどころでもあります。
入口では、タイの寺院では1番厳しいと言われている服装チェックが行われます。
短パン、ミニスカート、タンクトップ、キャミソール、足元もビーチサンダルやミュール、
サンダルなどでの入場はNG。袖のあるシャツ、長いパンツか膝が隠れる丈のスカートで訪れてください。
服(サロンやバギーパンツ)を有料で貸してくれますが、タイ人にとって神聖な場所を訪れる以上は、
それにふさわしい身なりで訪れるという気持ちもって行ってもらいたいものです。
敷地内にはワットプラケオという寺院があり(タイ語でワットは寺院、プラケオはエメラルド)、
本尊に安置されている美しい仏像がここの観光のハイライトですが、大きく分けて3つの見どころがあります。
1つ目は回廊の壁画です。ラーマキエン物語(ラーマキエンとはインドに伝わる長大な叙事詩
「ラーマーヤナ」をもとにした物語)の絵画が描かれています。
2つ目は境内です。本尊へ行く途中で、黄金の仏塔やタイ様式の塔堂プラモンドップや、
プラサート・プラテーピドーンと呼ばれるクメール様式の尖塔が点在しています。
そして3つ目はハイライトの本尊。本尊に安置されている仏像は全長60センチほど。
黄金の袈裟をまとい、深い緑色の輝きを放っている姿はとても神秘的。
また年に3回、仏像の衣替えがタイ国王の手によって行われます。
ちなみに仏像は、その色にちなみエメラルド仏と呼ばれていますが、翡翠でできています。
タイの中でも断トツに高い料金(500バーツ約1500円)ということもあり(ちなみにタイ人は無料)、
実は外国人からは賛否両論あります。しかし、タイで一番格式の高い寺院ということもあり、
外国人が観光目的で入場することを考えると決して高すぎる料金とは言えないでしょう。
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ジャンル寺・神社・教会
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エリアラタナコーシン
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住所
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アクセスフアランポーン Hua Lamphong 駅から車で約15分
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電話番号+66-2-222-0094
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営業時間8:30-15:30
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定休日国家行事日、王室行事日
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予算入場料(大人) 500バーツ
(身長120cm以下の子供) 無料
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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